7人のパパ 2nd

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あれから一ヶ月、張り込みはまだ続いてた









淳「のんちゃんそろそろ休憩して」









『いや、いい、どうせストーカー野郎は今日も動かんやろ、ほら、電気ついてるし』









淳「休んで、今日はいかんの？Aちゃんとこ」









『はいはい休む休む、いつも悪いし今日はここおるよ、とりあえずメールだけ入れとく』









俺は淳太と張り込みを代わり、携帯を開く
真っ暗な部屋の中が少し明るくなった









［今終わったよ］


『お疲れ様、今日は仕事で行かれへん、、
夜道には気をつけて、タクシー使いや』


［そっか、わかった。タクシーのお金毎回出してもらうの悪いしバスで帰るよ］


『あかん、タクシーで帰れお金は気にすんな］


［わかった！！］






なんていうメッセージのやりとり









淳「のんちゃん、顔に笑みが」









『うるさっ、今からタクシー乗るらしいから今日も任務完了』









淳「まぁ、Aちゃんの写真を証拠として出したから一応近寄ることはできへんみたいやけど、やっぱり政治家の子供って事もあって抹消されてまうみたいやな、写真以外にストーカーしてるところを捕まえるのが1番早いし、Aちゃんを逃がすこともできる」









『それは危険すぎる、何かあってからじゃ。』









淳「その時は後ろについとくねん、俺らは犯人のストーカーをする」









『なんでもいざとなったら俺がやる。絶対』









淳「わかったから、とりあえず一旦寝て。」









毎日毎日行っていたAの家に行かなかったのは今日が初めてだった。
毎回淳太に全部任せるのも悪かったし、長時間勤務のせいでこの時はすごく眠たかったしすごく疲れていた。誘惑に負けた。









行けばよかったんだ、今日も
疲れていても
行けばよかったAの所に

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