7人のパパ (ページ6)

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神ちゃんと淳太くんが出かけてからまたゲームを始めた4人
私のことはほったらかしみたいだ
でも、私は最近手遊びにハマっている
だから1人だってどおってことない

仰向けの私は天井へ手を伸ばし
ぐーぱーぐーぱー

22歳ながらさすがにやばいと思う時もあるが
このご時世これがすごく楽しい

『うーーーばーーーーん』

そんなひとり遊びをしている私の視界ににょっと顔が現れた

望「暇そうやな～絵本でも読んだろか」

なに珍しい、望くんがヒマなだけでしょ。

望「可愛くない奴」

『ふん』

望「なにふてくされてんねん」

ぷっぷっ
私の膨らんだほっぺたをぷにぷにして楽しそうだ

望「おいで」

私の元へ伸びる手
これは抱っこの合図。

まあ？たまには？抱っこさせてやっても？

そうやって私は手を伸ばした

望「なんでそんな上からなん？Aちゃん？
俺がほったらかしたらヒマになるの誰なん？」

この、くそドSめ

『だぁーだ』

望「ごめんって？しゃーないな」

軽々抱っこされたテレビの前にあるソファーに連れていかれ
望くんの足と足の間に降ろされた