7人のパパ (ページ30)

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いい匂いがする、この匂いはカレーかな
いい匂い～

匂いにつられゆっくり目を開けると窓の外の太陽は沈んでいた
スプーンがお皿に当たる音とみんなの話し声

『ふぁ～んーー」

大きなあくびをし、体を伸ばす

そして起き上がりソファーにつかまり顔を出す
すると淳太くんと目があった

淳「あ、おはようさん」

そういって私の元まで来て私を抱き上げる

重「よー寝てたな」

望「ぶちゃいくな顔してな」

『あ？』

望「え、みんな見た？今の、あ？っていうあの顔」

流「いや、普通にいつもみたいに、あ！って言っただけやろ？」

私は頷く

そしていつもの場所に座らされた

大きな机をみんなで囲む

淳太くんはまちゃ照史くん流星重望くん神ちゃん私

の順番に時計回りで座っている

神「はい、これAの分」

望「ありがとうは？」

『あじゃ』

望「いや、そっちの方がむずいやろ！」

神「Aすごいやん、これAの好きなアンパンマンのお皿に赤ちゃん用のカレー入れたよ」

やだ最高

淳「はい、お手手を合わせてください」

ぺち！！！

淳「いただきます」

『ます！！！！！』

いつも遅れて食べる私に淳太くんはいつもいただきますのやつをしてくれる

やっぱり、神ちゃんのご飯は世界一