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story 11 ページ11








『 ねぇ、早く〜おいてくよ〜』








懐かしい私の家の玄関にスーツを着た私が
鏡にむかい服を整える









『も〜遅いって〜ねぇ、聞いてる?』









返答がない
私は履いていた靴を脱ぎリビングへと向かう









『も〜なにして、え?』









そこにはうつ伏せで倒れたスーツ姿の彼
顔は見えない









『ねぇ。どうしたの?脅かそうとしてるんでしょ?』









揺すっても彼は起きない
そして止まっている呼吸









『ねぇって、ねぇ、やだ、やだ!!!』









視界は涙で揺れまくる
大粒の涙が彼の元へ落ちた









「A?」









そこで私は目が覚めた
長い長い夢を見ていた









崇「どうしたん、俺泣いてたからびっくりして起こしちゃった」








『ちゃあ!』








何事もなかったかのように振る舞う









崇「もう夜の8時ですけど〜?
怖い夢でも見たんか〜?」









そう言って私の事を抱き上げた









崇「涙がポロポロ流れ落ちてたで〜
気分転換に明日は俺と釣り行く?」









その瞬間私の体ははまちゃの体からすっとひっこぬかれ誰かに抱っこされた








神「日差しが強いのでダメですー」






かみちゃんだ








神「のんちゃん、お風呂入れてくれるって言ったくせに寝ちゃったからさ
Aは今日もミニバスタブでいこうか」









うっしゃあ!!!!!!!!!

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作者名:えとわーる | 作成日時:2018年8月23日 3時

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