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とある喫茶店にて。
テラスで読書をしている(ナマエ)の姿があった。ふと、足元に何かが触れたのを感じた。
『あっ、来てたんだ』
足元に視線を移し、そこにいる"何か"を優しく撫でる。
『今日もありがとね』
"何か"
それは
二ァァ〜
黒猫だった。
『今日はとっても暖かいからね。眠くなっちゃうか』
黒猫を持ち上げ、自分の膝の上に置くと、読書を再開しようと文に目線を移そうとした。
「やぁ、また読書か？」
顔を上げると、白いスーツを着た男が立っていた。
『ブチャラティ。チャオ』
「チャオ。ここ、座るぞ」
向かいの席に座り、(ナマエ)の本に視線を移す。
「その本は？見てもいいか？」
『これ、日本語だから分からないよ？』
「どんな内容なんだ？」
その質問が耳に入った途端、(ナマエ)の様子が変わった。
『そ、それは…秘密ってことで』
「何故だ？」
『な、何故って…とにかく！ほら、任務はどうなったの？早く"始末"しに行かないの？』
「！？…これから言おうとしたんだが、もうそっちに情報が流れたのか？」
『私に流れたんじゃなくて、私が流したの。それで、ルカは？どうなったの？』
「ヤツはボスに殺された。どの道、あんな怪我じゃ、アイツは使えないからな」
『…そうなんだ。良かったね。これで、君を虐めるヤツはいなくなったよ』
スヤスヤと眠る黒猫の頭を撫でながら話しかけた。
「その猫は？」
『ルカの縄張りにいた子。ルカがこの子を見つける度に虐めてたの。私、何度も言ったんだけど、目の届かないところでまたやっていたから、傍に置くことにしたんだ』
「(ナマエ)、分かってると思うが…」
『分かってるよ。もう少ししたら、この子をあそこに返すつもりだから。あっ、そうだ。その前に…』
ポシェットの中身を探り、テーブルに置いたのは、小瓶と鋏だった。鋏を手に取ると、黒猫の毛を切り、それを小瓶に入れた。
『この子ってスゴいの。並の猫よりも筋力が良くって素早いんだ。私の中では1番かも』
「本当に動物のことをよく見ているんだな。さて…」
ブチャラティは椅子から立ち上がる。
『もう行くの？』
「あぁ。そう言えば、流したってことは見ていたんだろ？犯人について教えてくれないか？」
『いいよ。でも、注意した方がいいよ。
犯人 ジョルノ・ジョバァーナは、今で見たことのないスタンド使いだから』
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ぱるめん(プロフ) - お久しぶりです。コメントありがとうございます！これからも応援をよろしくお願いします！ (2019年1月13日 22時) (
レス) id: 5159b5f555 (このIDを非表示/違反報告)
ニックネーム(プロフ) - すごく面白くて続きが気になります！更新がんばってください！！ (2018年12月5日 16時) (レス) id: 8b8855a9c6 (このIDを非表示/違反報告)
十音 - あ〜良いこと言う!! (2018年12月2日 23時) (レス) id: 75f3298f74 (このIDを非表示/違反報告)
ぱるめん(プロフ) - 確かに、助け合いは大切ですね。何かあれば、またお願いします。 (2018年12月2日 23時) (レス) id: 5159b5f555 (このIDを非表示/違反報告)
十音 - コメ返に追い付けないww (2018年12月2日 23時) (レス) id: 75f3298f74 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱるめん | 作成日時：2018年11月30日 20時
