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折れた音がした。ジョルノの足を見つめる康一
…の耳には、後ろからその音が聞こえた。
折れたのはジョルノの足の骨ではなく、ブラック・サバスの隠れる木だった！
木がボロボロになり枝が折れて落ちたのだ！
「な、何だ？木が…」
「ゴールド・Eは生命を与え続ける能力。だから、あの木は成長を続け、そして一生を終えて、枯れ始めている」
「能力だって？でも、あの木までは10m近く…」
康一はジョルノの足下に注目した。地面にはヒビが入っていたのだ！
「あの穴を掘って木の根を叩いたのかッ！」
成長し尽きた木は崩れなくなり、日光ができた。そして、ブラック・サバスに光が降り注ぐ！
「うおおおぉぉぉあああぁぁぁ！」
「や、やった！影が取り除かれた！太陽の光に引きずり出したぞッ！」
ブラック・サバスはもがきながらも影を探す。一番近い穴に手を伸ばすが、その手をゴールド・Eの片足が踏み止め、もう片足でその穴を土で隠した。
「向かうべき道が二つあるって言っていたが、おまえにはそんな多い選択はありえないな。コーイチ君。すまないけど、少し右へ退いてくれませんか？」
康一は避け、ジョルノは角度を確認するかのように首を傾げ…
「無駄！無駄！無駄！無駄！無駄！無駄！無駄！無駄！無駄！無駄！無駄！無駄！無駄！無駄！無駄！無駄！」
ブラック・サバスにラッシュを食らわせ…
「ゆっくりと味わいな、日光浴を！」
光のある明るい空へと打ち上げたッ！
「たったそれ…一つだけだ。おまえの行くべき道は…」
ブラック・サバスは呻き声とともに消失した。
すっかり太陽は沈み、辺りは薄暗い。
ジョルノはライターを拾い上げる。
「とはいえ、組織に入団できるのだろうか？困った」
敵が消え去り落ち着いた康一だが、ハッと思い出した。
「あの"矢"…アレがこのイタリアにもあるってことは、まだ犠牲者が増えるということ！早く承太郎さんに知らせなくちゃ！」
近くの公衆電話に駆け寄り、受話器を取ってボタンを押すが、それを切られてしまった。
振り返ると、焦った表情をしたジョルノがいた。
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ぱるめん(プロフ) - お久しぶりです。コメントありがとうございます！これからも応援をよろしくお願いします！ (2019年1月13日 22時) (
レス) id: 5159b5f555 (このIDを非表示/違反報告)
ニックネーム(プロフ) - すごく面白くて続きが気になります！更新がんばってください！！ (2018年12月5日 16時) (レス) id: 8b8855a9c6 (このIDを非表示/違反報告)
十音 - あ〜良いこと言う!! (2018年12月2日 23時) (レス) id: 75f3298f74 (このIDを非表示/違反報告)
ぱるめん(プロフ) - 確かに、助け合いは大切ですね。何かあれば、またお願いします。 (2018年12月2日 23時) (レス) id: 5159b5f555 (このIDを非表示/違反報告)
十音 - コメ返に追い付けないww (2018年12月2日 23時) (レス) id: 75f3298f74 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱるめん | 作成日時：2018年11月30日 20時
