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カァーッ！ カァーッ！
オレンジ色に染まりつつある空には二羽の烏が飛んでいる。それを見た康一が次にブラック・サバスへと目線を移すが、そこには姿がなかった。
「い、いないッ！」
立ち止まる康一。ジョルノはそんな彼に気付かず、そのまま走る。そして、木陰に片足を踏み入れ…
「掴んだッ！」
「な、何ィ！？」
ブラック・サバスがその足を捕らえたのだ！
ジョルノはその場で倒れてしまい、ライターを手放してしまう。
「烏だ！飛行する烏の影に潜んで校舎の影から移動して来たんだ！」
「こ…こいつ…ムダダァーーッ！」
まだ掴まれていない足で攻撃するが、すべてかわされてしまったうえに、それも掴まれ、両足が動かせなくなった。
「し、しまったッ！影の中ではパワーもスピードも上！」
口を開き、ジョルノへと矢先を構える。
「ACT3！3FREEZE！！」
すかさず康一がスタンドでブラック・サバスの動きを止めた。
「ぼくのエコーズact3の能力は、物やスタンドを重くする能力！」
「ソイツノ両手ヲ重クシタ。地面カラ指一本立テテイラレナイホドニネ！」
だが、ブラック・サバスは手を放さない。そして、ジョルノは苦痛の声を上げ始めた。
「指を放すはずだ…こいつの手全体を重くしたんだッ！指を曲げてなんていられないはずなんだッ！」
「つ、強い…何が何でも放さないつもりだッ」
このままでは重みでジョルノの足が折れてしまう。
「おまえには向かうべき二つの道がある…」
矢先を再びジョルノに狙う。能力を解除するのなら今しかない。
「ACT3！3FREEZEを解除…」
「いや。そんなことをするな、コーイチ君」
彼の言葉にキョトンとする。
「この重くなる能力…解除なんかとんでもない。これがいいんだよ。君がやってくれたこの能力がいいんじゃあないかッ！」
「でもッ、君の足が砕けてしまうッ！」
バキィ！！
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ぱるめん(プロフ) - お久しぶりです。コメントありがとうございます！これからも応援をよろしくお願いします！ (2019年1月13日 22時) (
レス) id: 5159b5f555 (このIDを非表示/違反報告)
ニックネーム(プロフ) - すごく面白くて続きが気になります！更新がんばってください！！ (2018年12月5日 16時) (レス) id: 8b8855a9c6 (このIDを非表示/違反報告)
十音 - あ〜良いこと言う!! (2018年12月2日 23時) (レス) id: 75f3298f74 (このIDを非表示/違反報告)
ぱるめん(プロフ) - 確かに、助け合いは大切ですね。何かあれば、またお願いします。 (2018年12月2日 23時) (レス) id: 5159b5f555 (このIDを非表示/違反報告)
十音 - コメ返に追い付けないww (2018年12月2日 23時) (レス) id: 75f3298f74 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱるめん | 作成日時：2018年11月30日 20時
