もう一人のPrincess

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Aside


利樹「A、帰ろう」

『うん』

「まって、！」

『？』

特に何かある訳でもなく普通に終わった初日、幼なじみの利樹と帰ろうとしたら腕を捕まれた。

えっと、なんだろ・・・

『なにか、？』

利樹「手短にね、早く帰りたい」

利樹は寝たいだけでしょ・・・

「俺、天堂光輝って言います」

「俺は日浦海司！」

「俺は小田島陸！」

『あ、うん・・・？』

光輝「俺、絶対果音さんも、あんたも、守れる男になるから」

『え？』

陸「光輝マジで？」

海司「やべぇな！」

どういうこと・・・

利樹「なにそれめんどくさ・・・」

え、っと・・・

『我应该怎么办、？(訳:どうしたらいい、？)』

光輝「え、何語？」

利樹「中国語。A、とりあえず帰ろう」

海司「中国語・・・！！」

陸「かっけぇ！」

かっこいい、のかは分かんないけど・・・

『あ、の天堂くん』

光輝「？」

『私のことは、守んなくていいよ』

またね、それだけ言って利樹と一緒に3人から離れた。


．．．


ｶﾞﾁｬ

メイド、執事「「おかえりなさいませ」」

『ただいま』

メイド「アフタヌーンティーのご準備ができております」

『ありがとう、着替えてから行くね』

執事「かしこまりました」

『行こう、利樹』

利樹「んー」

こうやって帰るとメイドや執事がいる生活ももう慣れた。
別に寂しくなんかない、利樹がいるし。それに、

「おー、おかえり。ちゃんと自己紹介できた？」

「いやさすがにちゃんとするで「俺名前しか言わなかった〜」嘘でしょ？！」

この二人もいる。あと他にもたくさん

『私も、名前だけ』

「ちょっと？！最初が肝心だぞって言ったじゃん俺！！」

うるさいなぁ、竜太は。少しは嘉将を見習いなよ、

竜太「俺は俺、嘉将は嘉将ですぅ！！！」

・・・聞こえてたみたい

嘉将「あははっ、まぁ名前だけでもいいよ。クラスの人とこれから仲良くなれたらいいね」

利樹「えぇ、あんな他にも女がいるような男とAを仲良くさせたくないんだけど」

『利樹、』

余計なことを・・・

竜太「なにそれ！！！利樹詳しく！！！」

嘉将「へぇ、詳しく」

利樹「えっとねー・・・」

『・・・はぁ』

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