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光輝side


それはほんとに突然だった。

担任「突然だが転校生を紹介する、入れ」

ザワザワ

こんな時期に転校生?もうすぐ夏が終わって秋が来るって言うのに?

「なぁ光輝、知ってた?」

隣の席に座る海司が俺に聞く。

光輝「いや、知ってるわけない」

海司「だよな〜」

「あ、もしかしてまたヤンキーとか?」

と陸が言う。

海司「えー、やだよ俺」

俺もやだわそんなん

陸「俺もヤンキーは竜と尊人さんで十分」

竜「あ?」

光輝「んでもねぇよ」

ったく、ヤンキーはすぐ睨んでくる

ガラガラ

とか何とか話していると教室の扉が開いた。

コツコツコツ

入ってきたのは、

「A、ちゃんと前見て」

『分かってる』

2人の男女だった

担任「自己紹介をよろしく頼む」

『はい、○○高等学校から転校してきました藤咲Aと申します。よろしくお願いいたします』

「松井利樹でーす」

え、それだけ・・・


...


担任「以上、礼」

その後簡単な自己紹介が終わって、席に座った2人。

しかもよりによって、

光輝「なんで俺の隣・・・(ボソッ)」

陸「よかったじゃんw」

海司「仲良くなれるチャンス!」

光輝「うるせぇよ、」

そう、女の子が俺の隣になった。いや、なってしまった
別に可愛くないわけじゃない、むしろ可愛いし綺麗な顔してる。ただ、

『・・・』

マジで綺麗な顔して外見つめてるから、話しかけにくくて。それに、ちょっと恥ずい

スタスタスタ、ピタッ

光輝「・・・なに?」

片方の男が俺の前で止まった。
海司も陸も不思議な顔してそいつを見る

「・・・ねぇあんたさ、」

あまりにも真剣な顔をするもんだから、俺は何を言われるのかと生唾を飲む。

まさか初日から喧嘩すんのかこいつ。しかも相手俺?竜とかにしとけよめんどくせぇ・・・

「席、交換してくんない?」

光輝「・・・は?」

いや、は?

海司「すげぇ剣幕だったけど、」

陸「言う言葉それ?ww」

海司と陸がうけるとかなんか言ってるけど、全然うけねぇよ!なんだよ席交換しろって

「なっちゃんとよっしーに言われてるから、Aのそばを離れるわけにはいかないんだ」

なっちゃん?よっしー?よく分からないが、

光輝「俺は別にい『だめ、利樹はそっちの席でしょ』え」

特に断る理由もないから、と席を譲ろうとした時に隣から聞こえた言葉。

綺麗な声、してる

それが、俺が彼女に抱いた最初の気持ちだった
今思えば、一目惚れのようなものかも知れない___

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藍唯(プロフ) - 続きが気になりました!更新楽しみにしてます! (2021年6月10日 1時) (レス) id: 21eb4fd082 (このIDを非表示/違反報告)
みみ - 展開楽しみです。更新頑張ってください!! (2021年4月27日 16時) (レス) id: eb7449c30b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:NEO | 作成日時:2021年4月7日 1時

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