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樹サイド
樹「はーい、もしもし北斗？」
北斗から着信がありいつものように電話に出る。
北「っ…じゅっ…ふ、…ぅ、じゅり、じぇしっ…が」
ひっくひっくとしゃくりあげながらそう言う北斗。
今までこんなことはなかったから驚いてしまう。
樹「何？ジェシー？…、だーいじょうぶ、ね？北斗今どこ？」
ジェシーと何かあった事だけは把握し、とりあえず迎えに行くことにする。
北「……樹、の…近くのっ、コンビニのとこ、ろぉ」
樹「了解。今迎えに行くからそのまんま俺ん家に向かってきてて？」
そういうと「んっ」という小さい声とグスっと鼻をすする音が聞こえ、電話が切れた。とりあえずもう夕方で肌寒くなってきたため薄い上着を羽織ってスマホと財布をポケットに突っ込み外に出る。
樹「うわ、…雨降ってんじゃん」
さっきまで晴れていたはずなのになぁ…と1度玄関に戻り傘を取って出発する。
喧嘩でもしたのかなぁ。でも北斗に対してあんなに温厚で溺愛しているジェシーが泣くほど酷いこと言うか…？これは俺が一肌脱いでやらねぇとな。
そんな事を思いながら角を曲がった時。見覚えのある人影が見えた。
樹「ちょっ…、北斗！すんごい濡れてんじゃん。」
よく考えればつい数時間前まで雨は降っていなかったんだから持っていないと考えた方が良かった。傘持ってきてやれば良かったなぁと後悔しつつ自分の傘に北斗を入れる。
北「っ樹…、」
当の北斗は俺を見るなりじわっと涙の膜が張る。
樹「俺ん家行こ？話聞くから。ほらここにいたら風邪ひくよ？」
そう言って羽織っていた上着を北斗に着せる。
北斗も大人しくこくんとうなづいて歩き出す。
こんな萎れた北斗なんてひさびさ過ぎて何を話せばいいのか分からなくて結局最後まで無言で家まで歩いた。
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みく(プロフ) - もう更新しないんですか？ (2020年9月4日 2時) (
レス) id: cb5352d413 (このIDを非表示/違反報告)
由真(プロフ) - リクエストO.K.ですか？ ゆごほく前提、しかし、他の４人も北斗くんのことが好きで、高地くんの目を盗んで北斗くんを襲っていたら、高地くんに見つかり、４人が正座させられている前で、高地くんによる強烈な公開お仕置きプレイが始まる話をお願いします。 (2020年8月5日 23時) (レス) id: dee5ef993d (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - 更新頑張ってください！！応援してます！ (2020年8月2日 2時) (レス) id: 7c01271587 (このIDを非表示/違反報告)
まるちゃん(プロフ) - コメント失礼します！北斗くんが風邪をひいてしまい樹くんが看病するお話が見たいです！よろしくお願いいたします (2020年7月3日 21時) (レス) id: f7aa8ae5d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こと | 作成日時：2020年7月3日 20時
