ジョングクくんとの甘い日常。

怪我 ページ8

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「………った…」




私に投げられたボールは思いっきり
腕に当たって

そのボールをキャッチした子が私を押して

壁に突きつけられて、

地面に手を付くと
そこにはカッターの刃がたくさん落ちていた







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なんなのこんなほんとに
しょうもない嫌がらせ……



私は痛みに耐えきれず
その場にしゃがみこむと

すぐサランとハウンが駆けつけてくれた



SR「ちょっとA大丈夫？！」


HU「カッター？！なにこれふざけてんの？！」


「ああ、大丈夫……だから
ほんとしょーもない嫌がらせだよね、はは」





SR「大丈夫なわけないでしょ！！
めっちゃ血出てるじゃん！」


「こんなの大したことない…」



ふとコートの中を見ると
満足そうにこちらを見つめてくる女子達




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『先生、俺連れていきます保健室』

先生「ああ、すまん頼んでいいか？」



グクが私の前に立って大丈夫？
と声を掛けてくれた


「うん、」

『立てる？』


「大丈夫、立てる」


『もう、こういうときに
甘えるべきじゃない？』



と、私の前にグクがかがんで
私はふふ、と笑ってグクの上に乗った

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こういうときに思うんだよね






グクは私のヒーローなんだって





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