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だからホーム待機は当然として。
あと待機を命じられたのは、涼介と圭人と裕翔。
現場に出るのは宏太、ヒカ、大貴、雄也だ。
この割振りや作戦とかは全部、宏太といのちゃんで決めていて。
ただ、今回の割振りには反発の声が上がった。
「待って、何で俺が待機なの？」
「お前は怪我してるだろ」
「こんなの支障ないし」
「ダメだ、治るまで待機させる」
「大袈裟だよ！」
「何とでも言え。
とにかくお前はダメだ」
「薮ちゃん！！」
「細かい作戦についてはまた後で説明する。
みんな準備怠るなよ」
反発したのは涼介だった。
宏太との言い合いが始まる。
他のメンバーは、ただそれを見つめることしか出来ない。
下手に口を出せば、余計に拗れるかもしれないから。
涼介が食い下がったものの、最後まで言い分は通らず、宏太の言葉で解散になった。
くそ、という涼介の小さな声が聞こえる。
仕方ないから、あとでフォローしてあげようかな。
だって、宏太の気持ちは良くわかる。
大事をとって、休ませたいって。
僕も同じだし。
でも、
涼介の、任務がやりたいって気持ちも、分かる。
……人を殺すのが好きなわけじゃない。
そんなの、誰も好んでいない。
そうじゃなくて。
僕らが手を汚すことで、救われる誰かがいるから。
そうしなきゃ、救えない誰かがいるから。
だから、僕らは手を汚す。
涼介のその気持ちは一段と強くて、だからこそ任務を出来るだけ多くこなしたいって思ってるんだ。
「……涼介」
「っ、知念……」
「ちょっと僕の部屋来て。
ガーゼ替えるから」
「…………分かった」
俯いたままの涼介の手を引いて、僕は自分の部屋に連れていく。
心配そうな顔をしてたみんな、特に大貴と圭人は泣きそうなくらいだったけど、任せて、という意味を込めて空いている手で合図した。
ミーティングルームを出てから、涼介は無言のまま。
僕の部屋に入り、ケガを見せてと言えば黙って腕を見せてくる。
痛い？と尋ねても、涼介は答えない。
だんだん腹立ってきた。
この僕が手当てしてやってんのに、何だその態度涼介のくせに。
ビシッ！
「いった！！？？」
「ふんっ」
「え、は！？
何、デコピン！？
めちゃくちゃ痛いんですけど！！」
「あれ？
だんまり決め込んでたんじゃないの？
痛くても黙って我慢してるものかと思ったのに」
「……あ……ご、ごめん、俺……」
きまり悪そうな顔。
ようやく聞く気になったのかバカ涼介。
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りりた(プロフ) - サファイアさん» 初めまして、コメントありがとうございます(*^^*)精いっぱいがんばります！これからもぜひぜひ覗いてやってください！ (2017年8月7日 9時) (
レス) id: 068b0a2ee5 (このIDを非表示/違反報告)
サファイア(プロフ) - すごく面白いです！！コマンダーが大好きなので嬉しいです！続き楽しみに待ってます！！更新頑張ってください！ (2017年8月7日 1時) (レス) id: 4e761e8dd9 (このIDを非表示/違反報告)
りりた(プロフ) - りった。さん» りった。様初めまして、コメントありがとうございます！本当に嬉しいです(*^^*)ずっと書きたくて半年ぐらい経ってしまったのですが、やっとお話が出来始めたのでUPしました(笑)亀更新かと思いますが頑張りますので、宜しくお願い致します！ (2017年7月27日 8時) (レス) id: 068b0a2ee5 (このIDを非表示/違反報告)
りった。(プロフ) - りりた様、初めまして。りった。と申します。初コメ失礼致します。最近はせんせーしょんずの作品が減っていて残念でしたが、りりた様が更新して下さったおかげで、私の楽しみが１つ増えました！今後も応援させていただきます。初コメ失礼致しました。 (2017年7月25日 21時) (レス) id: 134476545d (このIDを非表示/違反報告)
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