イロイロあつめました。(×in)

＊ ページ33

「ちょ、マッケン、なんっ、先に言ってよ！」
「ごめん、いのちゃんかわいくて。
キスしないなんて出来なかった」
「〜〜〜ッ！！
おおおおおれ、トイレ行ってくる！！」


いのちゃん、走って行っちゃった。
残された俺たち。
沈黙続いてる。
まあ、これから収録のみなさんと違っておれは、待たせてもらうわけにいかないから。


「とりあえずボク、先に帰るので。
いのちゃん戻ったら、言っといてください」
「……分かりました。
伊野尾ちゃん運んでもらってありがとうございました。
あとは俺たちに任せてください。
俺たちのメンバーなんで」


メールだけいれといて、俺は先に帰ることにする。
そう伝えて、楽屋を出ようとした時。
刺々しい口調で言われた。
誰だろ、と振り返ってみる。


あ。
山田さん、だ。
睨まれてるみたい。
もしかして、いのちゃん、特別なの？
なら、ごめんね。
いのちゃんが選んだの、俺だから。


「Sorry.He is mine.
Not ceded him to anyone.」
(ごめんね。彼は俺のもの。
誰にも譲らないよ)


英語なら分かんないよね。
だから、宣言しちゃった。
山田さんも、他のみなさんも驚いた顔してたなぁ。
それじゃ、ってドアを開けて、外に出る。
閉まる直前に、声が聞こえた。


「Nobody knows the future.
Because we all love him.」
(先のことは分からないよ。
俺たちみんな、彼が好きだからね)


パタン。


そのままドアが、閉まった。


……今の声。
忘れてた。
岡本さん、も、帰国子女なんだっけ。
今のは多分岡本さんだね。


少しだけ、笑みがこみ上げた。


だって、面白いから。


いのちゃん、みんなから愛されてるから。


いつか必ず認めさせてやるんだ。


それに。


障害があるだけ、想いは強くなるもの。


俺、絶対負けないからね。









END.


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作者です。
リクエストの、まっけん×いのとJUMPメンバーということで……大丈夫ですかね？
ご希望にそえられていることを祈ります！

英語は翻訳サイトです！
ただの好みです！
言わせたかっただけ(笑)
ありがとうございました！

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