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「あ、の……ちね、ん、あの、なんで……」
「……僕が愛してるのはいのちゃんで、キスもそれ以上も僕はいのちゃんとしかしたくない」
「……ほぇえ……?」
「今日のロケで、上島さんとキスしちゃった。
だから僕いのちゃんに上書きして欲しくて。
いのちゃんを感じたくてたまらなかったんだ」
そう言って、知念の顔が近づいてきた。
またキスされるかと思ったら、おでこに知念のおでこがくっついてきた。
そうなんだ。
さっき、上島さんとキスしたんだ。
あれだよね、仲直りのやつ。
ほんとはここで、嫉妬するんだろうけど。
や、ちょっとはしてるんだけど。
それ以上に帰って来て1番最初に俺に上書きして欲しいなんて。
知念が愛しくてたまらないや。
「思わず楽屋で拭いてはみたけど、やっぱりいのちゃんとの感触が欲しい……」
「……うん……そっか」
ちゅ。
おでこをくっつけたまま、目を閉じてそう言う知念の頬を両手で包んで、俺から触れるだけのキス。
すぐに離れちゃったけど。
俺からなんて滅多にしないから、知念が驚いて目を見開いた。
それも一瞬で、包んだままだった両手を掴まれ床に縫い止められて、また深いキスをされた。
唇からだんだんと下に降りてきて、気持ちよさにぐずぐずになっちゃって。
玄関だというのに、俺は知念には逆らえなくて、そのまま快楽に溺れていった……。
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りりた(プロフ) - まみさん» こんにちは、りりたです。小説が完成しましたので移行先にてお読みいただけますと幸いです。宜しくお願い致します。 (2017年4月4日 17時) (レス) id: 617a50f5a2 (このIDを非表示/違反報告)
まみ - ありがとうございます。嬉しいです。 (2017年4月4日 9時) (レス) id: 2d32cf5372 (このIDを非表示/違反報告)
りりた(プロフ) - まみさん» かしこまりました。こちらのページが現在いっぱいになってしまいましたので、移行後に書かせて頂きたいと思います。少々お待ち下さい。 (2017年4月4日 0時) (レス) id: 617a50f5a2 (このIDを非表示/違反報告)
まみ - できれば家に帰ってから嫉妬するという感じがいいです。でもどんなやまいのも好きなので何でも大丈夫です。 (2017年4月3日 23時) (レス) id: 2d32cf5372 (このIDを非表示/違反報告)
りりた(プロフ) - まみさん» たくさんいらっしゃる素晴らしい占ツクの作者様の中から、お選び頂いて、こうしてリクエストして頂けることは光栄なことだと思います。リクエストの、事件をやまいので、というのは芸人さんを山ちゃんに置き換えてということですか? (2017年4月3日 13時) (レス) id: 617a50f5a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りりた | 作成日時:2016年12月2日 4時