84 早く持ってけ ページ34
ＪＦ「僕が女なら絶対ユギョム先輩と付き合うけどなー。」
A「なんで？」
ＪＦ「だってひたすら優しいじゃん？
いつもニコニコして人当たりいいから年齢問わず誰からも愛されててさ。」
まぁ、
確かに。
ＪＦ「こんな僕にもいつだって優しくしてくれる。
歳が２つしか違わないから今日から僕達友達ねーって、社交辞令かと思いきやホントにプライベートでも仲良くしてくれて。
この前なんて、一緒にダンスの練習もしたんだよー(笑)。」
A「ふーん。」
ＪＦ「だからすっごくモテるんだ。
だけどいくら告白されても、前の彼女と別れて以来、気が乗らないみたいでずっと断り続けてる。
でもそれがさ(笑)…。」
私を見て急に笑い出したジフンくん。
A「な、なによ？」
ＪＦ「本気であの子を落とすから、お前、絶対にちょっかい出すんじゃねぇーぞって、急に先輩ヅラしてくんの(笑)。
昨日来たばっかの女の子を本気で落とすって僕に宣言してきたんだよー(笑)。
よし終わった、じゃ、Aさん、お疲れ様ー。」
A「あぁ待ってー！」
一番肝心なところで、
逃げられてしまった。
あぁ、
なんか腑に落ちないんだけど？
ＪＢ「おい！」
A「ひいいいっ！」
ビックリして後ろを振り向くと、
すぐ後ろにジェボムさん。
ＪＢ「なにぼーっとしてんだよ(笑)。」
A「し、してないもん！」
ＪＢ「な、ところでさ、ちゃんとしてもらったのか(笑)？」
A「なにが、よ？」
ＪＢ「あーん(笑)。」
A「もうしつこい、なんたっていいでしょ！」
ＪＢ「顔赤くなってんぞ？
ってことはもしかして、その次も(笑)？」
A「う、うるさい、あれはただの事故なの！
あ、しまった。」
ＪＢ「あ？
何が事故だって(笑)？」
A「いや、あの、その…。」
ＪＢ「ま、いいや。
それより、これ、早く持ってけ。」
A「なにこれ？」
ＪＢ「俺とヨナの愛の結晶ってヤツだ(笑)。」
A「バカみたい、ぜんぜん話になんない。」
ＪＢ「そんなこと言うなって(笑)。
余ってたケーキをちょっとアレンジしていい感じにしてみた。
客には出せねぇからお前らで食ってくれ。」
A「で、でも。」
ＪＮ「いいんだ、早くユギョムんとこ持って行ってやって。
意外にあいつ、いいとこ突いてくるから参考になんの。
ほら、早く行った行ったー(笑)！」
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作者名：じぇびにゃん(*´ω｀*) | 作成日時：2019年11月25日 20時
