検索窓
今日:3 hit、昨日:4 hit、合計:17,761 hit

69 だったらやっぱ… ページ19

YG「もう遅いってぇー。

ほら早くここ座んなよ(笑)。」


A「えっ?あ、う、うん。」




仕事用のカメラを首から提げ、

急いでSunny cafeへと戻ってきた私。



いつの間にか、

ユギョムくんのすぐ横の席には手付かずのお子様ランチが置かれ、

そこが私の場所だって、座る前から見て分かった。



はぁ、
何故こーなる?




A「あの、さ。」


YG「ん?」


A「全然食べてないじゃん?

まさか、美味しくなかった?」


YG「違うよ(笑)。

Aさんが来るのを待ってただけ。」


A「ふーん。

ユギョムくんってホント、変な人。」


YG「そう?」


A「ところでゆうさんはどこ?

ジニョンさんもさっき帰って来たよね?」


YG「あぁ。

来るなりすぐに半個室に移動しちゃったよ。」


A「どうして?」


YG「話があるから向こうでって、ヒョンが上手いこと言ってゆうさんを半個室に連れ出したんだ。

アレ、絶対ウソだね。」


A「どーゆーこと?」


YG「ヒョンは、ゆうさんが大好きなの。

休みの日は出来る限り一緒に居たくて、ずっとゆうさんの周りをウロウロしてる。

さっきまで外に出てたから、だだいまのチューが欲しいんだけど?って、絶対おねだりしたよ。」


A「はは、ははは。」


YG「あーもー超ムカつく!

ジェボミヒョンもジニョギヒョンも、僕に見せつけるようにわざとイチャイチャしちゃってさ!」




テーブルに拳を何度も打ち付けながら、

お子様ランチを食べ続けるユギョムくん。




A「まぁまぁまぁ(笑)。」




後ろから肩をポンポンした後、

隣に軽く座り、目の前のお子様ランチをカメラに収める私。



パシャッ



YG「よく冷静でいられるね。」


A「は?」


YG「お姉ちゃんやゆうさんにはあんなカッコいい彼がいるのに、ハァ、なんで私にはいないの?って。

そう思わない?」


A「ね。」


YG「ほら(笑)。」


A「でも悔しがってもどーもなんないじゃん?

ま、そのうちなんとかなるよ。」



パシャッ



YG「だったらやっぱ僕にすれば?」


A「ヤだ。」


YG「は、なんで?

僕、Aさんとなら絶対上手くやれるよ?」




私の目をじっと見ながら、

ユギョムくんがどんどんと迫ってくる。





あぁもう!


この距離感、
近すぎ、なんだってばー。

70 僕って超カッコ悪いよね→←68 大人の…



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (20 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
41人がお気に入り
設定タグ:GOT7 , ユギョム , ジニョン   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:じぇびにゃん(*´ω`*) | 作成日時:2019年11月25日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。