65 変装完了? ページ15
YG「お姉ちゃんはいいよなぁ…。
ま、そんなとこかな(笑)?」
A「ふぇっ?」
YG「ビンゴ、でしょ(笑)?」
A「そ、そんなんじゃない!
そんなんじゃ、全然無いってばー!!」
ノックもせず、いきなり入って来たユギョムくんに、
一瞬で心を見透かされ、顔を真っ赤にしながら必死に反論する私。
YG「ご、こめん、そ、そんなつもりじゃ…。」
私の声に驚き、
オドオドし始めるユギョムくん。
YG「そ、それよりそこのお二人さん!
控え室とはいえ、お店でイチャイチャしていいの?
僕だから良かったものの、ノックなしでいきなりここにスタッフが入ってきてたらどうなってた?」
JB・ヨナ「… 。」
YG「スタッフはみんな事務所の後輩だけれど、ジニョギヒョンとゆうさんの関係も含め恋人同士だってことは絶対バレないようにしようってみんなで話し合ったよね?」
ヨナ「うんそうね。
ユギョムくんごめん、私どうかしてた。
じゃ私、今から厨房に戻るね。」
すぐに、
部屋を飛び出して行ったお姉ちゃん。
バタン
一瞬で場の空気が重くなる。
何事も無かったかの様に、無言で食べ続けるジェボムさん。
気まず過ぎ(笑)。
YG「あれ?
僕、何でここに呼ばれたんだっけ(笑)?」
し、しまった。
A「ごめん、すっかり忘れてた。
お姉ちゃんにお弁当を届けたら、ユギョムくんをSunny cafeに連れてきてって言われてたんだった。」
YG「ほらやっぱり(笑)。
今からAさんが僕のごはんを作ってくれるんでしょ?」
A「そ、そうだっけ?」
YG「そうだよ。
確かにゆうさんそう言ったもん(笑)。」
A「はは、ははは。」
変装しているつもりなんだろうか?
怪しげな青系グラデーションのサングラスをかけ、
大きな黒マスクを付けたユギョムくん。
どっからどう見ても、
まだ全然ユギョムくんだよ(笑)。
A「それで変装完了?」
YG「そだけど?」
A「一瞬でバレるよ絶対。」
YG「なんで?」
A「だって背格好で分かるもん(笑)。」
YG「じゃ誰にも見つからずにSunny cafeまで辿り着けたら、僕のリクエストするものを作って(笑)?
じゃお先に。
Aさんは3分後にここを出てねー、それー(笑)!」
うんと返事をする前に、
ユギョムくんは嬉しそうに部屋を飛び出して行った。
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作者名:じぇびにゃん(*´ω`*) | 作成日時:2019年11月25日 20時