44 紹介してやろうか? ページ44
タオルドライをしながら洗面所から出てきた私を、
ずっと待ち構えていたお姉ちゃんとジェボムさん。
目が合ったと同時に、
二人に両腕をガッチリ挟まれ、そのままジェボムさんの部屋に引っぱり込まれる。
A「ちょ、ちょっとちょっと?」
そして…。
ブォォォォー
すぐフカフカの座布団に座らされ、
何故か、ジェボムさんにドライヤーで髪を乾かされている私。
A「えーと、これはどーゆーことなのかな(笑)?」
JB「いやー、こーゆーの、やってみたかったんだよ(笑)。」
A「は?」
ヨナ「ジェボムって一人っ子でしょ?
だから兄として妹に、こーゆーことしてみたかったんだって。」
A「は?ばっかみたい。」
JB「そんな呆れた顔すんなって(笑)。」
でも…
人に髪を乾かして貰うのって、
予想以上にスッゴく気持ち良くって。
それに、ジェボムさんのいい香りに包まれながら目を閉じると、
まるで本物の彼氏にして貰ってるかの様な幸せな気分に浸れるから不思議。
JB「おい、ニヤついてんじゃねーぞ(笑)。」
A「はは、ははは。
だって気持ちいいんだもん。」
ヨナ「ね、ジェボムって上手でしょ?
時間がある時はいつもやって貰ってるんだ。」
A「お姉ちゃんが羨ましいよ。
昔好きだった人と、今一緒に居れてるんだもん。
ねぇ幸せ?」
ヨナ「ねー(笑)。」
JB「なー(笑)。」
ははは。
二人、顔を見合せ微笑み会っている。
JB「だからお前も早く見つけねぇとな(笑)。」
A「うん。」
JB「でもここ、全然休みねぇからいい男を探してるヒマなんて多分ねぇぞ(笑)。」
A「じゃお客さんの中から探す!」
JB「は?バカじゃね?
忙しすぎて色目使ってるヒマなんてこれっぽっちもねぇんだよ!」
A「そっか。」
JB「しかも!
ここは連れ込み禁止だし、俺達と同居してることも秘密だし。」
ヨナ「就職先間違っちゃったかもね(笑)。」
A「そ、そんなことない、ここで合ってる、間違いないもん!」
JB「男って、こうやってすぐつっかかってくる女が堪らなく好きなんだよなぁ(笑)。」
A「えっ?そ、そうなの?」
JB「そうやって簡単にすぐ信じるとこも、な(笑)。
あっでも、Aにびったりなのが一人だけ居たわ。
特別に俺が紹介してやろうか(笑)?」
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じぇびにゃん(*´ω`*)(プロフ) - みーこさん» コメント有り難うございます!現状、仕事の合間とか(実は今も)、何も予定の無い休日とか、そんな時に少しずつ書き溜め更新しているので、ご期待に沿えられるモノを作れるのかとっても不安ですが(笑)、とにかく、今回はあまり長くならない様に意識して頑張ります! (2019年10月18日 9時) (レス) id: af897767c9 (このIDを非表示/違反報告)
みーこ(プロフ) - お久しぶりです!前作を読もうとしたら、まさかの続編が!!夢中になって読みました!推しのジニョンもけっこう出てくるし、これからどうなるか続きが気になって仕方がないです!!更新楽しみにしています! (2019年10月18日 8時) (レス) id: 32bc210439 (このIDを非表示/違反報告)
じぇびにゃん(*´ω`*)(プロフ) - 名無し72935号さん» 更新の励みになる、嬉しいコメント有難うございます!本当はジニョンメインで続きを書きたかったのですが、フラグ立て必須になりそうで、それを回避する為に敢えてユギョムメインに変更しました。今後も、ちょくちょくジニョンは絡めていきます、お楽しみに! (2019年10月7日 22時) (レス) id: af897767c9 (このIDを非表示/違反報告)
名無し72935号(プロフ) - はじめまして、前回の作品すっごく良かったです!何度も見ました!多分、10回ほど見ました(笑) 今回はジニョンさんがメインではないですが、ジニョン寄りのallペンなのですっごく楽しみです(*´-`)更新大変かと思いますが、これからも楽しみに待ってます! (2019年10月7日 20時) (レス) id: 0b45818642 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:じぇびにゃん(*´ω`*) | 作成日時:2019年9月20日 18時