藤の花【鬼滅の刃】【極道パロ】 (ページ2)

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第一の花「藤と出会い」ページ2

貴方side

『やーっと、完成したわね！今日からここが

＂藤の花＂よ！

長い間待っただけあるわね。注文通りの設計になってる』

あとは人集めだけなんだけど……私は何かと繋がりがある訳でも無いしなぁ。産屋敷様と仲が良い事が不思議なくらい。

うーん……どうしようかなぁ

？「((ﾌﾗﾌﾗ……ﾊﾞﾀｯ」

『え、だ、だいじょ！大丈夫！？まだ少し動ける！？』

？「うぅ……」

まだ意識はあるみたい。良かった

『もう少しだけ頑張ってね』

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建物の中に運んだし治療もした。それに……

盗聴器も全部壊した。何でこの子達が…？私に恨みを持ってる相手なんて分かりきってる。

そこにこんな子達は居ないはずだけど。こんな、泣きたくなるくらい優しそうな雰囲気の子達は。

？「んっ……」

『あ、目が覚めた？私はA！藤宮Aよ！貴方達は？』

炭治郎「俺は竈門炭治郎。こっちは妹の禰豆子だ！」

ごめんね、少し試させて貰うよ

『突然倒れたけど何かあったの？それとも……元々ウチに用だった？』

？「最近、全く食べてなくて……2人とも限界だったんです。

ここへは仲間に入れて貰いに来ました！」

待って、最初は普通の顔だったのに急に凄い顔になっちゃったんですけど。え、嘘が苦手なのかな！？そうなのかな！？

じゃあ、スパイとか向いてないよ！？
って事は、自分の意思でこの世界に入った訳じゃないのね。

外にはドローンが飛んでるし。いくら盗聴器が壊されたからって口の動きで何となくはわかってしまうから変な動きを見せたら多分この子達が危ない。

そうなると残る手段は……

『そうなの？丁度人手が足りなくて困ってたんだぁ！本当に助かるよー！

じゃあ、奥の部屋で色々説明するね！』

炭治郎「あ、はい！」

本当に真面目だし素直だし……盗聴器の事も気付いてないみたい。