DREAM YELL 【THE RAMPAGE】IV

▽ ページ3

▽









3月14日。
今日はすっっごく楽しみにしてたホワイトデー！！



毎年みんなが大きなケーキをお返しとしてくれる。
そのケーキが本当に美味しくて。
もうそのケーキのためにバレンタインあげてるみたいな。

… や、やめてよ〜〜！
さすがに冗談冗談、ちゃんといつもありがとうって気持ちを込めてますから … ！！








さっきマネに呼ばれて、今私はマネと2人、会議室にいる。

きっとこの間に準備してくれてるんだろうな〜〜って色々考えてたらニヤけてきちゃって。









マネ 「 ちょっと、一応真面目な話 」


『 えへへ、だってさぁ〜 』


マネ 「 … 何よ。笑 」


『 みんなさ、バレバレなんだもん！もっと隠してほしいよねぇ！！嬉しいけどっ！ 』


マネ 「 毎年恒例なんだから今更隠そうともしてないわよ、… どうせ今の状況じゃ話聞かないし、そろそろ戻る？ 」


『 あ、陣さんから連絡きた！？もう大丈夫ですって！？ 』


マネ 「 あーもう！いいから早く戻りなさい！面倒臭い！ 」


『 えー酷い〜！ まっ、戻りますけど〜！ 』









我ながらホントに気持ち悪いテンションしてると思う。

ごめんねマネージャー。
ごめんねメンバー。



さっきまでメンバーがいたはずのリハ室は真っ暗になってる。
… いや、誕生日？

もう私は気づいちゃってるし、どうせならって思って携帯を構える。





動画を回すと同時にリハ室のドアを開けた。









△

▽→←Whiteday

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す