カイドです。 ページ7
KAIside
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KA｢ひょーーっん！｣
DO｢なに、ジョンイン。｣
KA｢え、俺一応彼氏なんだけど。冷たくない？｣
DO｢…………｣
KA｢なんで何も喋んないの？｣
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KA｢もうヒョンなんて知らないっ｣
ヒョンなんてもう知らないんだ。俺ばっかりいつも話しかけて、ヒョンは話しかけてすら、目線だって合わせてくれない。俺のこと、嫌いになっちゃった？それはそれで、離してあげないんだけどね。
ｺﾝｺﾝ
DO｢ジョンイン？入るよ。｣
KA｢入んないでよ。ヒョンなんて嫌い。｣
DO｢やっぱ、俺のこと、きらい、？｣
ドア越しに話す俺たち。多分泣いているんであろうヒョン。あー今すぐドア開けて抱きしめてあげたい。けど、喋らなかったヒョンが悪いんだ。ちょっとだけ我慢してね。
KA｢うん。だから、もう部屋には入ってこないで。｣
ヒョンは、夜になっても、朝になっても部屋に入ってこなかった。
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翌朝
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朝、誰よりも早く起きて、多分リビングで寝ているヒョンを見つけた。
その寝顔は、どんな可愛い子でも勝てないくらい、俺からしたら天使のような寝顔だった。
KA｢ヒョン、起きて｣
多分泣いたんだろうな。目が赤くなって、少し腫れてる。ごめんね、ヒョン。
DO｢…………ん……ジョンイン……｣
KA｢起きたの？｣
DO｢ジョンイン…………嫌いに…ならないで……｣
KA｢え……？｣
それだけ言い残して寝てしまったヒョン。可愛すぎんだろ。
KA｢ヒョン、起きて。起きてよ｣ﾕｻﾕｻ
ゆっくりと目を開けるヒョン。充血していた。
DO｢な…に、俺のこと、嫌い、なんでしょ？｣
KA｢何いってんの、ヒョン。あれは冗談。｣
DO｢へ……ほんと？｣
KA｢俺がヒョンを嫌いになるわけないでしょ。｣
DO｢……ｸﾞｽｯ｣
KA｢ごめんね、ヒョン。泣いてたんだよね。｣
DO｢なんで知って KA｢目、赤いし、腫れてるよ。｣ え、そうなの？｣
KA｢もう、ヒョンは真面目過ぎてダメなんだよ？｣ﾁｭ
おでこ、両目、鼻先、顎。順々にキスしていく。
その度にヒョンは、気持ちよさそうに目を閉じてうっすら微笑むから、堪んないよね。
KA｢ヒョン、気持ちい？｣
DO｢ｺｸﾘ/////｣
照れて、無言で頷いて、頬を赤らめて。そんなことしたら、襲っちゃうよ？俺だって狼なんだから。
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終わり
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作者名：とうふ。 | 作者ホームページ：http://BTS.exouranai.com
作成日時：2017年8月23日 20時
