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第八話 ページ10

太宰side



私はどうしたいんだ?




Aは全部知ってい乍何故私のそばにいてくれたんだ?




「なんで?」



と聞いても君は答えないだろう…






私が君を壊してしまったのだから…





もう一度でいい、一度でいいから私の名前を呼んでくれ…




私は国木田くんが去った後崩れるようにして泣いた。





そこには何時も暖かかった彼女の腕はないのに…




その時だった、フワッと花の香りに満たされたのは…




その香りは何時も隣で香っていた臭いだった…




Aの香りだ…




太宰「A…かい?」




少しの間が空いたものの



『はい』



という、すんだ綺麗な声が聞こえた。




太宰「どうして此処にいるんだい?」






『貴方が寂しいと思って、思い出せないのですが私は誰かにこうしてきたような…そんな感じがするのです。』




また、涙が溢れた、私がどれだけ君に助けられたのか…




『大丈夫…ですか?』




太宰「ああ、君がいてくれれば大丈夫だ…」




私がそういって抱き締めたとたん返事が帰ってこなくなった。




太宰「A…?」





『/////////』




そこには赤面したまま硬直しているAがいた。




嗚呼、変わらないな…

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雑草と花(プロフ) - すごく面白いですね!応援しています! (2020年12月6日 20時) (レス) id: 157490c8f1 (このIDを非表示/違反報告)
曇天に笑う - 続き書いてください (2019年12月3日 21時) (レス) id: 96967fede0 (このIDを非表示/違反報告)
曇天に笑うに笑う - いつまで更新してないんですか? (2019年10月20日 22時) (レス) id: 96967fede0 (このIDを非表示/違反報告)
曇天に笑う曇天に笑う - 更新してください (2019年9月1日 13時) (レス) id: 96967fede0 (このIDを非表示/違反報告)
曇天に笑う - 続き見たいです (2019年3月6日 22時) (レス) id: 96967fede0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美桜 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/cjs146406/  
作成日時:2018年9月19日 23時

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