《ハイキュー》《この音とまれ！》お琴少女。《黒尾鉄朗》

琴10 黒尾side ページ10

Aチャンが戻ってきた。

現在の時刻は、夜の19時
朝出てたのは、朝の9時

こんなにどこ行っていたかと
気になる。


(あの男とデート？)


俺は朝見かけた男も気になった。
たしか、『たきなみ』とか言ってたよな？


「クロ、そんなに心配しすぎて嫌われなきゃいいね」


研磨の不吉な物言いで、俺はさらに不安だ。
自分の知らない彼女の姿と
自分自身、これ以上彼女に嫌われなきゃいいなと


「姉さん！」


めちゃくちゃ興奮した彼女は
美人マネちゃんに抱きついた


「!?、どうしたの？」


すごく嬉しそうなマネちゃん。
Aチャンの頭をなでなでしている


「今日の演奏すっごかった！時瀬が優勝したんだけどね！全国なんだって！涼香ちゃんが言ってたの！」


昨日の性格とは真反対で
よく喋るな


「それでね！私の演奏聴いてほしいの！」


ん？
どういう経緯でそうなった？


「はいはい。琴あるもんねぇ〜部屋で他のマネージャー達にも聞かせてね」
「うん！！」


ちょ、まって
演奏ってことは

いやいや。
俺も…


「「聞きたい！……え」」


俺と言葉が重なったのは

木兎と赤葦と夜久。

他のやつも聞きたいのか
ソワソワしてるし。

だって…ね？
あんなにツンケンしてる子が
今日、いなくて夜に帰ってきて
このテンションの上がりようと来たら
気にならない方がおかしいよね？


「いいじゃないかなー？今日みんなに聞かせてあげてくれんかの？」


猫又先生、グッチョブ！


「清水さん、音楽を聞かせる課外授業の一環として」
「(武田先生ナイス！)」←烏野


「えー、弾くのは構わないんですけど」


あ、弾いてくれるんだ


「寝たら、音で起こしますね」


起こしてくれるんだ。
やっさしー。






ん？





音？





どうやって？


――
滝浪涼香なのにしずかって書いてたので訂正

しずかって…違うアニメやん

琴11→←琴9 黒尾side

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す