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1,人生終わったわ ページ1
「お前はもう不要だ」
そういい切り捨てた、私の上司。名前は…
「ジン…」
銀色の髪に冷たい目
頬に伝う、ヒヤリとした汗。
「兄貴、さっさとやりましょうよ」
「ウォッカ」
ウ「いやー、あんたには申し訳ねぇな。組織には不要と判断されたんじゃなぁー」
そう言って、そう思ってないくせに。
ジ「ルシアン…お前は目立たないが仕事はしっかりしていたな。だが、残念だ」
《ルシアン》それが私のコードネーム。
ウ「じゃーな。」
逃げられない。
逃げる気力もない。
2人は私に背を向け、もう会うことの無い背中を眺める
「…あーあ。最後にダメもとで告れば良かった」
そう独り言も当の本人には聞こえないだろう。
私は手渡された薬を見つめ…
それを。
飲んだ。
・
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作者名:ハル | 作成日時:2020年1月15日 19時