第1章 �� ページ6
そんな沈黙をやぶったのは強くて明るい女子達だ。
「うちにはあんまりいないタイプの子だ」
「黒髪？ 蒼髪かな？ 綺麗な髪色･･･」
「クミーリア可愛いね！ 学校抜け出してお茶でもどうよ！」
すごい迫力で迫っていく女子にクミーリアもお手上げのようで、更に赤面させてパタパタと手を動かしている。
一方男子達はどう接したら良いのか分からずに、じっとその景色を眺めるだけ。
ただ、エルフだけは気にせずにクミーリアの周りを飛び回っては、話したい話したい、と不審者のように呟いている。
幽霊だからまだ良いものの、見えていたら確実にアウト、何らかの制裁を加えられていただろう。
不意にドアをノックした軽い音がした。
どうやら他クラスの先生が伝言を伝えに来たようだった。
面倒臭そうにシュウが頭を掻きながらそちらに向かうと先生に相変わらずだらしない、と呆れられている。
シュウは話を聞き終わったのか溜息を1つついて了解、と言ったようだ。
溜息をついたことをまた先生にどやされている。
「お前らー今日の授業はこれで終わりだそうだ。 この時間からは自由！」
いきなり告げられた言葉にクラス内でどよめきが起こる。
クラスメイト達に理由を聞かれても上手に交わされてしまい、僕らは混乱する他ない。転校してきたばかりのクミーリアは数十分で僕ら以上の混乱をしてきただろう。
まさか転校初日でこれほど振り回されるなど普通は考えることではないから。
だが、クラスメイト達はすぐに切り替えたようで暇な時間を使っていて何をして遊ぶかの計画を立て始めている。
勉強の"べ"の字も出てこない。
「お前だって勉強なんか考えてないだろ！」
僕の心を読んだのか隣でエルフが楽しそうにケタケタと笑う。
もちろん勉強のことは考えないがエルフに指摘されるのはなんだか癇に障る。
その間にも遊び計画は進む。
懐かしい遊びの名前を上がってい幼い頃に戻った感覚になる。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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霜月かんな(神無月)(プロフ) - all-Aさん» 返信遅くなってすみません！ ありがとうございます！ 頑張ります(´；ω；｀) (2018年2月15日 23時) (
レス) id: 38bb53e514 (このIDを非表示/違反報告)
all-A(プロフ) - 本当に素敵な小説でした。これからも頑張ってください。 (2018年1月14日 0時) (レス) id: 29c7f7f8dc (このIDを非表示/違反報告)
霜月かんな(プロフ) - クインテットさん» コメントありがとうございます｡ﾟ(ﾟ^ω^ﾟ)ﾟ｡ お褒めいただき光栄です｡ﾟ(ﾟ^ω^ﾟ)ﾟ｡ (2018年1月9日 19時) (レス) id: 38bb53e514 (このIDを非表示/違反報告)
クインテット(プロフ) - 次々と次話を読みたくなるような情景描写が素敵です！ (2018年1月9日 16時) (レス) id: e2968c1111 (このIDを非表示/違反報告)
霜月かんな(プロフ) - マリーさん» ありがとうございます!!!!! ツイッターやってたらユラくんのアカウントあるので是非！(ちゃっかり宣伝すまそです) (2018年1月7日 21時) (レス) id: 38bb53e514 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霜月かんな x他1人 | 作成日時：2017年7月14日 11時
