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イベント-16 ページ46




大夢「別にいいよ大した事ないから」


「そう?」



大した事ない様にはわたしには全然見えなかったけど本人がそう言うならそうだとしか言えない



大夢「でも、今は炭酸飲みたい気分」

大夢は空を見ながら呟いた



「え?じゃあそのジュース返してください、私が飲むんで!」


大夢「え?あ、それは無理、もう貰ったからこれは俺の」

大夢は私より高くジュースを掲げた



「うわ!ずる!縮め!」


大夢「嫌や」

身長は到底叶わなくて…
結局、大人しく二人で飲む事にした





フェンスを背にして地べたに座った


ダンス部で起きた事や花火が綺麗だった事を話した


「ピアノ久しぶりに触ったな」


大夢「ピアノ弾けた事に驚いてるんだけど?」


「昔ね?少ししてて、お節介でつい…」


大夢「いいんじゃない?そのお節介」


「うん…あ!花火見た??」


大夢「ここで見たよ告白されたから」


「あ、ごめん」


大夢「だからいいって」



なんかまた気まずい雰囲気に…



大夢「ひとくちちょうだい」


「いやだ」


見せびらかす様に飲み物を口に含んだ

その後の出来事は一瞬で



大夢の顔が近づいて離れた事はわかった




「…んっ…。」


大夢「ごちそうさま…」


視線を逸らした大夢は立ち上がると



大夢「そろそろ片付けあるから戻る、ジュースごちそうさま」


大夢「あ、忘れてた。告白、断ったって事だから」


「え?あ…」


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作者名:塩辛 | 作成日時:2021年7月10日 2時

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