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イベント-12 ページ42





照明がより一層ステージを照らす



「始まる…」


駿静「あぁ」


2人してその雰囲気とワクワクとで



浸ってしまった





客席「やばいまさや先輩そろそろじゃない?!」


客席「うん!早くきてよかったね!ここ神席だよ!」





照明が一気に消えた




客席「え?あれ停電?」


客席「演出なのかな?」


ダンス部の生徒、客席にいるたくさんの生徒も含めて会場はざわついた

航兵「ごめん!ちょっとみてくる!」


航兵は舞台袖に急いだ


「私も少し様子見てくるよ心配だし」


お節介だとわかっていても足は動いてて、駿静に声をかけて航兵を追った




「大丈夫ですか?」


まさや「うわーごめん!心配かけたよね?安心してどうにかなるよ」



でも復旧は難しいそうで


「あの…」





蓮汰「あ先輩」


「あ…って笑おはよう蓮汰くん」


蓮汰「おはようございます、先輩のこと探してました」


「誰が??」


蓮汰「僕がです」



驚いた、でもそれなら会えてよかった



「良かった!…どうしたの?」


蓮汰「あの花火みませんか?」


「え…」


また驚いて声が…後夜祭の一部で花火が上がるイベントがある



それに今誘われた。




蓮汰「あの…だめでしたか?」


「え、あ、ぜ、全然だめじゃないよ!誘ってくれてむしろ嬉しいって言うか驚いちゃって」
 

蓮汰「なら良かった!時間になったら迎えに行きますね!」
 

「あ、うん」





航兵「え!浴衣借りないんですか?!」


「だめかな?制服結構よくない?好きなデザインなんだけど」


航兵「それはもちろんお似合いですけど!せっかく花火見るなら浴衣きなきゃですよ??」


「うーんじゃあ着ようかな」


航兵「そうして貰えると嬉しいです」


「え?なんで航兵が嬉しいの?笑」
 

航兵「先輩の浴衣見れるじゃないですか!」


そんな事で笑
恥ずかしさと馬鹿馬鹿しさで笑ってしまった


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作者名:塩辛 | 作成日時:2021年7月10日 2時

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