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イベント-9 ページ39




「残念だったね」


匠海「うん」




私たちは最後の最後に敗退してしまった


いい路線は行ってたんだけどなぁ



「いい感じだったのに…」


匠海「ごめん。俺がもっとサポートできてれば」


「え?できてたよ。」


匠海「ううん。もっとリード出来たはずだ」


「ねぇ匠海?」


匠海「ん?」


「匠海が、言ってくれたじゃん、2人で分けようって反省も後悔もしていい、でも2人でわけようよ、2人の失敗だよ?」


匠海「…っ」


「それにパートナーが匠海でよかったよ私」


匠海は男泣きをしていた。


ハンカチを手渡し


背中をさすった。




最後まで行けるなんてすら思ってなかったコンテストここまで来れたのは匠海のおかげ。





「威尊?」


威尊「あっ」


驚いた表情でこっちに駆け寄ってきてくれた


「委員会の仕事中?」


威尊「うん今は見回り、って言ってもみんな楽しそうな表情で、見回りいらないぐらい」


そう言って笑ってる


「あ!さっき飲み物買ったんだ。これ少し緩くなったかもだけど…差し入れ」


威尊「え?いいの?!ありがとう」


「ううん!仕事頑張ってね、あ!そうだ落ち着いたらクラスにおいでよ。皆んなのかっこ面白いよ」


みんな耳恥ずかしがって全然つけてくれない
つけてくれたと思ったら下向いて全然前向こうとしないし笑


威尊「Aちゃんも着る?」


「うん?」


威尊「じゃあ後で行こうかな、そっちもがんばってね」


「ありがとう」


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作者名:塩辛 | 作成日時:2021年7月10日 2時

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