人生の青春。 (ページ32)

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放課後のお礼、京介…② ページ32

藤牧「あの？先輩？なんで？」

「ん？」

藤牧「別に今からお礼しなくても、今度奢って…貰うつもりもなかったのに…」

「嬉しくてつい？…用事大丈夫？」

藤牧「大丈夫ですよ、今日はもともと部活も休みでしたし」

「ありがとう」

藤牧「別に…感謝されることは…なにも…」

「そんなことないよ？」

藤牧「もーいいです、…それより、今から何するつもりですか？」

「憧れてた寄り道！アイスか、たい焼き？うーん、クレープ！あ、カフェもあるよ？！どこ行きたい？？」

藤牧「…先輩、もしかして1人が恥ずかしかっただけでは？」

「…」

藤牧「まあ、そんな事いいですけど、あ、クレープ屋さんありますし、あれにしましよう」

「うん！」

藤牧「先輩なにします？」

「うわー迷うな…京介くんは？」

藤牧「決めましたよ」

「はや！」

藤牧「あ、順番きましたよ、」

「え？もう？！」

藤牧「決まりましたか？」

「まだ…ごめん京介くん…またきめてくれない？」

そういうと京介くんは私が迷っていたものを選んでくれた

藤牧「ありがとうございます、ジュースのお礼にしては良すぎなきも…」

「そんなことないよーありがとう」

藤牧「いただきます…」

「いただきます」

…黙々と食べた

京介「先輩鼻にクリームついてますよ？」

「え？うそ？！…あ！ティッシュ持ってるかも！…京介くんちょっとこれ持ってて」

京介くんは両手にクレープを持ってくれた

「うわっあっちのカバンに入れっぱなしだ…」

家にある鞄に入れっぱなしな事を思い出した

京介「A先輩こっち…」

チュッ…

鼻に…

京介「手塞がってたので…」

京介くんは顔を真っ赤にしてそっぽを向いた、

「あ、ありがとう…」

おかげでクリームは取れた

照れてる？

…え、いや、まって…キス？…

「あの、」

京介「…こういうの慣れてないからごめん…今そっち向けない」

「うん、私も…」

2人して顔真っ赤

…