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イベント-15 ページ21

ざわざわした空気の中競技はスタートした、




紙は机の上に9枚置いてある。




やはり西先輩はすごいスピードで一番乗りで紙を手に取り当たりを見回していた



私も紙を手にし中を開くと


「コンタクトの人…」

そんなん見てわかるわけないじゃん!




西「この中で白のスニーカーの人いますかー?」



白のスニーカー…あ




西「あ、いた、でもダメか…お題何?コンタクトの人?え、あ、行こっ!」


「西先輩?!」






先輩に手を引かれてゴールした、




放送部「あの、一緒にゴールされたら順位どうしますか?」


生徒「笑笑」


西「この子1位で俺が2位」


放送部「了解です」


生徒「ヒューヒュー笑笑」


「先輩、いいんですか?実際のところ先輩に連れてこられましたし、先輩の方が先につきました、それに私お題クリアなってないですから行かないと」


西「待って、白のスニーカーの子なかなか見つからなかったし、順番はどっちが先に入ったかじゃなくてどっちがお題の人なのかって事が重要でもいいんじゃない?あと、俺コンタクトだよ、」


「…でも、」


西「シーっ!笑
これで俺が1位なら俺かっこ悪いじゃん、って事で俺は2位でいいの、次は勝つからね」


「はい!」


女タラシっていうか人タラシって言うか…


イケメンで中身よかったらどうしたらいいんですか、神様!

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作者名:塩辛 | 作成日時:2021年7月10日 2時

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