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はやくこの場から逃げ出したいのに
足が上手く動けずにいると
乃亜ちゃんと目が合い
乃 ｢ っ 、Aちゃん ！ ｣
乃亜ちゃんのふわふわで
少し驚いた声が響く
雄登くんもそれに反応してこちらを振り向く
けどその前に走って逃げる
気づいたらさっきまでいた図書室の前
大粒の涙が溢れて止まらない
貴 ｢ ふっ 、うぅ ｣
優 ｢ あれ 、Aちゃん ！？ どうしたの ｣
聞き覚えのある声がして
振り向くと
片手に貸出用の図書本を持って
おろおろする優斗先輩がいた
優 ｢ 那須となんかあった ？ ｣
何も言わない私に更に困った顔で
膝に手を付き話しかけてくる
迷子の子供になった気分
困り果てた先輩が中から龍我くんを呼んで
今は図書室で３人でお話してる
先輩がココアを買ってきてくれて
出来る先輩だなあてしみじみしていると
廊下から凄まじい足音が聞こえ
激しく扉が開く
龍 ｢ びっくりした … ｣
犯人は乃亜ちゃんだったらしく
肩で息をしながら
室内へ入ってきたかと思うと
私の手を引いてそのまま無言で
図書室から出てまた走りだす
貴 ｢ え 、え ！？ 乃亜ちゃんどうしたの ｣
急な事で何が何だか分からない
気づいたら教室の前に戻ってきていて
教室の中をを横目で除くと
中にはまだ帰っていなかったらしく
雄登くんが自席の机に寝そべっていた
乃 ｢ あのね 、さっきのは誤解なのAちゃん ｣
室内には入らず私の両手を掴んで必死に
話し出す乃亜ちゃん
乃 ｢ その … きっとキスしてるような角度に見えたよね 、えと 、それは本当に誤解で 、してなくて … ｣
乃 ｢ これから言うこと 、絶対に秘密にして欲しいんだけど … 私 、女優のお仕事をしてるの 。それで今度キスシーンがあるんだけど … ｣
そこまで聞いてやっとわかった
女優のお仕事をしてるなんて
そりゃ知らなかったし驚いたけど
教室で練習をしていたところ 、
優しい優しい優しい ((
雄登くんが練習台になってあげてたらしい
貴 ｢ うわあ恥ずか死ぬ 〜〜〜 ｣
乃 ｢ Aちゃんは那須くんの事が好きなんだよね ？ 絶対に邪魔はしないよ ！ 大好きなAちゃんに幸せになってもらいたいもん ！ ｣
… なんていい子なんだろう
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みじゅ(プロフ) - AIさん» 有難う御座います！初投稿の作品で当時は大丈夫かな？という気持ちで書いていたのでそう言って貰えてとても嬉しいです！！ (2020年11月8日 3時) (
レス) id: 05420b1902 (このIDを非表示/違反報告)
AI - めちゃくちゃキュンキュンしました！キュン死しそうになりました！ (2020年11月6日 23時) (レス) id: 1840a136e4 (このIDを非表示/違反報告)
はつね(プロフ) - キュンキュンで撃たれました！笑 (2020年5月3日 8時) (レス) id: ee2a92e956 (このIDを非表示/違反報告)
はるる(プロフ) - いえいえーツイッターでもよろしくー (2019年1月25日 17時) (レス) id: 0f2bab719f (このIDを非表示/違反報告)
胡桃(プロフ) - はるるさん» 了解しました ！！ ツイッターの方本当に有難う御座います（＞＜。） (2019年1月23日 1時) (レス) id: 05420b1902 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：胡桃 | 作成日時：2018年9月28日 23時
