３２ ページ33
.
旅行から２週間が経った今日
うちの学校に転校生が来るらしく
どこのクラス ？ どこの学年 ？ と朝からみんな忙しそう
雄登くんとは学校に戻ったら
何事も無く
いつも通り隣の席の男の子に戻ってしまった
｢ さっき職員室行った時に聞いたんだけどうちのクラスらしいよ 〜 ｣
学級委員長のひと言でいっそう騒がしくなる教室
男の子に来てもらいたい女子と
女の子に来てもらいたい男子とで
討論してる
やっぱり自分も女子なので 、男の子に来てもらいたいとかはあるよね
どんな子が来るんだろう
イケメンがいいな … 雄登くんが薄れるくらいの
ライバル減るじゃん
っていう下心があるんだけどさ
雄 ｢ おいブス ｣
ほおずえをついてこちらを見てくる雄登くん
ああ … お顔が天才
けど
貴 ｢ 名前 … ｣
雄 ｢ お前もイケメン来いとか思ってんだろ ｣
貴 ｢ まあ 、雄登くんより遥かにイケメンがいいね ｣
雄 ｢ 俺よりイケメンとかブスがもっと哀れになんぞ ｣
貴 ｢ 怒りを超えて呆れたわ ｣
雄 ｢ だからお前は俺くらいで十分なんだよ ｣
目線を伏せて気まずそうに話す
教室はHR中で騒がしく私達の席も窓際の一番後ろだから小声で話せば誰にも聞かれない会話
そんな雄登くんの発言に冗談半分で話を続ける
貴 ｢ なにそれ告白 ？ (笑) ｣
雄 ｢ うん ｣
貴 ｢ え ��｣
一気に全身に熱が回る
体温が一気に上がった気がする
何食わぬ顔で私の目を見ながら即答するから
え 、本当に告白なの ？
こんなうるさい教室で告白 ？
.
先生 ｢ お ー い 、早瀬 ｣
貴 ｢ っはい 、何でしょうか ｣
先生 ｢ 何でしょうかじゃないんだよ 、ほら座って今日は転校生を紹介するぞ ｣
いつの間にか来てた中島先生
私たちの担任の先生で
よく生徒達から恋愛相談や告白などを受けていて 、とにかく人気の先生
先生のファンクラブもあった気がする
雄登くんにもファンクラブあるんだけど …
ビックリして思わず立っちゃったんだけど恥ずかしすぎる
雄登くんに目を移すと
ふっと鼻で笑われた
雄登くんのせいなのに憎めない
でもあれは告白 ？ 好きって言われてないよ ？
も 〜 ！！ 悩み事増えた
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1710人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みじゅ(プロフ) - AIさん» 有難う御座います！初投稿の作品で当時は大丈夫かな？という気持ちで書いていたのでそう言って貰えてとても嬉しいです！！ (2020年11月8日 3時) (
レス) id: 05420b1902 (このIDを非表示/違反報告)
AI - めちゃくちゃキュンキュンしました！キュン死しそうになりました！ (2020年11月6日 23時) (レス) id: 1840a136e4 (このIDを非表示/違反報告)
はつね(プロフ) - キュンキュンで撃たれました！笑 (2020年5月3日 8時) (レス) id: ee2a92e956 (このIDを非表示/違反報告)
はるる(プロフ) - いえいえーツイッターでもよろしくー (2019年1月25日 17時) (レス) id: 0f2bab719f (このIDを非表示/違反報告)
胡桃(プロフ) - はるるさん» 了解しました ！！ ツイッターの方本当に有難う御座います（＞＜。） (2019年1月23日 1時) (レス) id: 05420b1902 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：胡桃 | 作成日時：2018年9月28日 23時
