APTX4869 ５【名探偵コナン】

第199話 ページ22

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夕食外で食べることになったんだけど、A来れそう？もし来れるならこの店に七時ね！

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「それでその西条千晶がどうして話に出たの？」

園子からのメールに返事を打ちながら二人に問う。

「春日美湖の事件現場に関係者として呼ばれてたんだ。叔母にあたるらしい」

「へぇ」

大阪府警察署から出る頃にはもう夕方で、私は園子から指定された店の地図を服部くんに見せてから工藤に相槌を打つ。

「じゃあ橋本慎二とも親戚ってわけだ」

「……まずはあのレンタルオフィスを借りていた人を探ろう。爆弾については警察も調べるだろうけど、なんだか、春日美湖と繋がっているようですっきりしない。このまま東京に帰るのは後味が悪い。狙われたことは事実であるわけだし」

力強く工藤が頷くのを横目にヘルメットを装着する。

(黙り込んでる…推理してるのかな？工藤には一体どんなふうに今日一連の出来事が映ってるんだろう)







毛利探偵に依頼があって関西に訪れた私たち、ところが依頼を受けている途中に依頼人の親族が殺害され依頼は事件解決へと変更された。
違和感を感じた私たちは依頼人に初めの依頼を尋ねると、行方不明となり、すでに死亡届を提出されてしまった少女の行方探しだった。
その後私たちは何者かに誘導され爆弾の仕掛けられたビルに閉じ込められた。
依頼人の親族であり今回の事件で殺害された春日美湖の姪には私を嫌っているであろう西条千晶がいる。


「……わからん」

「何がぁ？」

つぶやきが聞こえたのか蘭に聞き返される。

「あっいや、なんでも。ここの料理美味しいね」

「でっしょお！！おじ様が前来て美味しかったからって教えてくれたのよ！」

得意げな園子が蘭の隣でニンマリと笑う。

(じゃ会計はとんでもない額に違いない)

私は超美味しいと答えて箸を進めた。

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