第84話 ページ48
「ねぇ、このネックレスさっきのワンピース似合いそうじゃない?」
「ほんとね、蘭!!こんなのどう?Aがワンピースに合うんじゃないかって」
「ん!本当だ綺麗…」
「ワンピースに合わせて買ったら?」
「そうしようかな…」
手の上に乗せてキラキラした目でネックレスを見つめる蘭を微笑ましく見つめていると、園子がねぇ!と呼びかける。
「そのネックレスのブレスレットバージョンで私達のお揃いにしない!?」
園子が指差すのは、ネックレスの他の形をしたアクセサリーシリーズだ。色々な色があって、乙女心をくすぐられる。
「いいかも!Aなら何色にする?」
「えっ私?私は…」
そうだなと呟いて黄色と青の2つのブレスレットを手に取る。
「どっちかの色かな」
「ぴったりじゃない!!そうね、Aいつも山吹色の花がついたバレッタしてるし、ブレスレットは青にしたら?」
「……そうしようかな」
黄色の方を戻して、空色のブレスレットを見つめる。
(松田の目の色だ)
そう思って、ブレスレットを戻しアンクレットの青色を手に取る。
「私青のアンクレットにするよ。蘭と園子は?」
2人は真剣に見比べてアクセサリーを手に取る。
「私これにしようかな」
蘭は桃色のガラスダイヤが揺れる銀色のチェーンのブレスレットを手に取る。
「私はこれにしよっかな〜」
園子は緑色のガラスダイヤが揺れる金色のチェーンのブレスレットを私にかざした。
「決まりだね」
3人でわちゃわちゃとレジに並ぶ。
自分には高校時、松田萩原関連で本当に仲の良い友達はいなかったので、16歳になったような気分で、楽しませてもらう。
こんな特典があるなら、小さくなったのも悪くないかもしれないとバカみたいな思考が少しよぎった。
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黒木(プロフ) - 涙凪さん» 涙凪様、ありがとうございます。やる気湧きました週末までには更新させて頂きます。頑張ります。 (2019年6月20日 21時) (レス) id: 0488b133c6 (このIDを非表示/違反報告)
涙凪(プロフ) - 頼む!続いてくれ!感動するほど面白い。更新頑張って! (2019年6月18日 22時) (レス) id: df4ede43e0 (このIDを非表示/違反報告)
黒木(プロフ) - 新玲乃音元iqqvyuuさん» 夢主の潜入スキルみたいなのを出したかったのですが、やり過ぎてしまいましたかね(;´Д`)早急に話を進めて日常に戻します! (2019年4月21日 22時) (レス) id: 1361aa9fb6 (このIDを非表示/違反報告)
新玲乃音元iqqvyuu(プロフ) - 黒木さん» 夢主、何か怖いです。ヤクザの内部から壊すんだろうけど……読んでいくと怖くなってきてしまいました (2019年4月21日 21時) (レス) id: d271bd57c6 (このIDを非表示/違反報告)
黒木(プロフ) - iqqvyuuさん» iqqvyuu様、ありがとうございます! (2019年3月22日 23時) (レス) id: 1361aa9fb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒木 | 作成日時:2019年2月20日 21時