第14話 ページ16
もう出かけたりする関係は終わった。だなんて、ついさっき思ったばかりにもかかわらず、早速出かけましょうって、ねぇ?
もしかして私1人の勘違い?
だとしたら相当恥ずかしい。
ダメですか?
だなんて首を傾げる姿は本当にイケメンだ。
……何故彼が私を誘うのかは置いといて、街でこれだけのイケメンを連れて歩くのはさぞかし気持ちがいいんだろうな。
そんな汚い思考が脳内を占め、私は2つ返事で了承する。
(あぁあ、私ってば、ほんっと、クズ)
それでもやめられない。男好きの性である。
行く場所と時間を約束してポアロを後にする。
日曜日。何着て行こうかな。
◇◇◇
Aさんが去った後、コナンはグラスに残った氷をストローで弄びながら呟く。
「負けず嫌い」
「……傲慢かな」
「Aさんが本気になったらどうするの?」
「責任をとるまでだよ」
そうやって食器を洗い始める安室さんにコナンは尋ねる。
「Aさん、関係なかったの?」
「あぁ」
「……でも何かあるみたいだね」
「………君って子は」
安室は苦笑してコナンにおかわりのアイスティーを渡す。
「まぁ、彼女は一癖も二癖も___________________
彼らが本気の恋に落ちるだなんて、この時はまだ誰も知らない。
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あふらん(プロフ) - すごく面白いです!夢主の性格が本当に好きです。もしかしてクズの本懐知ってますか?意識されてる様なところがあった気がしたので、もしかしたらと思いました。違ったらごめんなさい! (2019年3月28日 12時) (レス) id: d39cf90419 (このIDを非表示/違反報告)
黒木朔(プロフ) - バニラさん» バニラ様、メッセージありがとうございます。うわ、本当に、お恥ずかしい。早急に修正させていただきます!本当にありがとうございます!! (2019年1月3日 10時) (レス) id: 1361aa9fb6 (このIDを非表示/違反報告)
バニラ(プロフ) - 論理ではなく倫理じゃないでしょうか (2019年1月3日 1時) (レス) id: f20c080281 (このIDを非表示/違反報告)
黒木朔(プロフ) - ハク様、メッセージありがとうございます。嬉しいです!これからもよろしくお願いします!! (2018年12月31日 19時) (レス) id: 1361aa9fb6 (このIDを非表示/違反報告)
ハク - とても面白い作品で一気読みしてしまいました!応援してます♪ (2018年12月31日 18時) (レス) id: 6941855deb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒木 | 作成日時:2018年12月30日 17時