海-Hikaru- ページ16
2人で浜辺を歩く
照『海って来るだけで癒されるというか、汚い心が洗い流されるというか、そんな感じなんだ。この綺麗な風景をAと一緒に見たくて。連れてきた。』
「めっちゃ綺麗です！！」
「ひかるくんと一緒に来れて嬉しいです//」
照『あぁ、俺もAと一緒に来れて嬉しい』
「あの、ひかるくんプールに落ちた時に助けてくれてありがとうございました！」
照『その感謝何回目？笑笑』
「え、いや、あの、まさかひかるくんが助けてくれるなんて思わなかったから…」
照『俺も思わなかった。でもなんか体が勝手に動いてて気づいたら助けてた。』
「あの！ひかるくんのことが、、、」
照『待って、そこから先は俺に言わせて。』
「えっ？」
照『A。俺はお前のことがずっと気になってた。第1ステージの料理いっぱい食べてるところ見て、ずっと可愛いなって思ってた。プールに落とされた時も、Aを助けなきゃっていう一心で気づいたら自分もプールに飛び込んでた。第2ステージに残すことを決めたのも俺だ。第2ステージの吹奏楽の演奏、すごく心に刺さった。Aのソロが俺になにか伝えてるんじゃないかって思いながら聞いてた。すごく遠回りしたけど、俺はAが好きだ…！』
「えっ…嬉しい…(泣)」
照『返事、今聞かせて欲しい。』
「ひかるくん。」
照『はい』
「私もひかるくんが好きです。よろしくお願いします！」
照『よっしゃー！！！！ありがとう！A！』
「えへへ笑笑こちらこそありがとう！」
照『これからもよろしく』
「はい！」
ﾁｭｯ
「…っ！」
照『どした？』
「キス…初めて…」
照『ふっ笑笑初めてじゃないよ笑』
「え？」
照『2回目』
「え？！2回目！？」
照『そんなのもう数えなくていいよ』
ﾁｭｯ
・
帰りの車ではしっかり手を繋いで帰りました
「送ってくれてありがとうございます」
照『俺が送りたかったから』
「本当にありがとうございます」
照『ねぇ、付き合ったんだからさ敬語やめない？』
「やっぱりそうなりますよね、、、」
照『そりゃそうだよ。あと、俺の事呼び捨てね』
「うっ…さすがに呼び捨ては…」
照『え、何呼べないの？じゃー、俺が言ったこと繰り返してね』
「はい」
照『ひ』
「ひ」
照『か』
「か」
照『る』
「る」
照『それを繋げると？』
「ひか…る…」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 190人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みゆ | 作成日時：2022年10月7日 21時
