幽霊彼女と怪異と。2 【地縛少年花子くん】 (ページ8)

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。ページ8

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ｸﾞﾜァ___

光「危ねえっ！！」ﾊﾞｯ

寧「源くん！？」

光「先輩こっち！！」

なっ何！？

どうなってるの！？

後ろを振り返ってみれば、

私に似た大きな何かがゆっくりと追いかけて来る

寧「っ…！？」

光「あの本読んでるうちにいつの間にか赤く
なってやがって、んで突然アイツが… 」

寧「と、とにかくここから出ようっ！！」

ガッ

光「あ、開かねえええ！！！！」

寧「どどど、どーするの！？」

どうしよう、追いつかれちゃったよ…！！

光「ちっくしょお！来るなら来やがれ！！」

ﾊﾞﾁﾊﾞﾁｯ

ｼｭｳｳｳｳ…

光「あああ！！そうだった！！
花子の野郎ｵｵｵ！！」

寧「 Aちゃ～ん…！！」

.

.

花「呼んだ？」

ﾀﾞﾝｯ

ｽﾞﾊﾞｯ

花「ハーイ、お二人さん」

貴『大丈夫？…ケガはない？』

花子くん、Aちゃん…！！

.

先「ああーっ！何やってるんですか！！」

寧.光「せ…先生！？」

先「あああ、貴重な本をこんなにして… 」

あ、あれは…！！

先生の背後にゆらりと現れたさっきの
大きな何かが___

寧「先生、後ろ！！」

べちん！！

先「黙っていれば、ギャアギャアと
やかましいんだよ… 」

え…

先「ったく、これだからガキは嫌いなんだ」

ｸﾞｯ

寧「きゃっ！」

光「ぐわ！」

先「本が赤く染まってる…。さては未来の
記述を読んだな？身の程知らずめ」

“さァて…、どうしてくれようか”

ニタァと笑う先生

い、一体何者なの…！？(；；)