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光「 よォ〜っし!完っ成!!
外はさくさく、中はしっとり、ちょっと硬めの
ドーナツ!!」
源くんの案で、プレーンとチョコの
二種類を作った。
できたてほかほかのドーナツを目の前に
思わずヨダレが垂れそうになっちゃった…笑
我ながら、こんなに上手くできたの
初めてかも…
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光「 んじゃ、早速味見ってことで!
いっただきま________ 」
ぱこんっと、何かに叩く音がして
源くんの見ると
何か言いたげな表情の源先輩が現れた。
寧「 み、源先輩!」
光「 にっ兄ちゃん!!」
輝「 その材料は誰かに買ってやったんだっけ?
お兄ちゃん抜きで食べ始める気だったのかな〜?」
光「 うごごっ、、!!」
オロオロと二人の様子を見てると、
そんな私に気づいたのか、源先輩は
いつもの素敵な笑顔で「やぁ八尋さん」と呼んだ。
源先輩、かっこいいです…♡
輝「 君もドーナツ作り?」
寧「 あ、はい…!
源くんにお料理苦手だから手伝ってほしいって
頼まれて…」
輝「 え?光は料理じょ___ 」
光「 あーっ!兄ちゃんドーナツ食うか!?」ガバッ
寧「 …?」
源先輩にドーナツを放り込むと、源くんは
慌ただしく袋にドーナツを詰め込み
それを私の目の前に差し出した。
よくわからないけど、とりあえず受け取ると
耳元でコソッと話させる。
光「 これって確か、アイツの好物っすよね?
食わせてやったら喜びますよ!
…あと、Aにはチョコの方、あげてやって
ください!花子の足止めさせてもらったんで」
源くん…
そっか、これって、、
寧「 …私、花子くん達のとこ行ってくる!」
光「 はい!いってらっしゃい!」
.
寧「 …ドーナツ作り、誘ってくれたのって
私と花子くん達の為だったんだよね?
ありがと、光くん!」
光「 こっ…!」
振り向きざまに光くんにそう言って、
私は花子くん達の元へと急いだ…。
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咲楽 - ここで…終わり…だと…? (2022年1月5日 23時) (レス) id: 5b8ca2bcc2 (このIDを非表示/違反報告)
oh... - 終わらないでくださいぃぃ (2021年9月18日 1時) (レス) id: ff535d7292 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 続きがぁぁぁ (2020年7月19日 0時) (レス) id: 70e268b279 (このIDを非表示/違反報告)
ruru - え…終わりなの…? (2020年4月1日 2時) (レス) id: 1ad3895f11 (このIDを非表示/違反報告)
クリスタ(プロフ) - とても面白いです!頑張ってください!! (2020年3月25日 10時) (レス) id: e03c33ac41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:にゃんこ。 | 作成日時:2019年2月12日 22時