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寧「 あ、トイレ掃除は… 」
光「 Aに頼んで、花子に上手く伝えて
もらったッス!」
寧「 そっか、ありがとう 」
時間に余裕あるし、ならまずはここの掃除ね。
これじゃあ色々と散らばってて
できないもの
寧「 あれ、でもどうして急にドーナツ?」
光「 え、いっいやぁ〜…。あ、
いっ妹がいるんすけど、その妹が急に
ドーナツが食べたいって駄々こねて…。
うちの台所じゃ作りづらかったんで、」
寧「 ふうん…?」
光「 突然すいませんっス!」
寧「 ううん、平気。
…むしろちょっと助かったかな。
最近、花子くん達と顔合わせづらくて… 」
そう言うと、手を止めて私を心配そうな
表情で源くんが見た。
寧「 あ、別にケンカしたとかじゃないのよっ!
ただちょっと気まずいっていうか!」
心配させたくなくて、笑顔を保って
つい手を早めた
.
光「 待った!」
ふわ…
光「 混ぜる時はこう… 」
源くんが後ろから包みこむように
背後にまわり、ヘラを掴む手を握られ
片方の手で料理本を見せながら
本の指示通り動かしてくれる。
あれ、料理苦手なんじゃ…?
.
.
光「 しんどい時もありますよね、。これまで
見えなかったものが見えるのって。
最初から見えてた俺だってやってらんねーって
時あるし… 」
寧「 …… 」
光「 オレでよけりゃグチでもなんでも聞きますよ!
頼りねぇかもだけど、俺は先輩の味方っスから!」
寧「 源くん… 」
いつもの輝かしい笑顔で私に笑いかけて
くれる彼を見ると
なんだか胸の奥にいた何かが晴れるような
気がしてきた…
いや、でもその前に、!!
寧「 あの、源くん、近い…/ 」
光「 え…、あっ!!
すっ、すすすんません!!違っ、妹と
作る時のクセで、変な意味は…!」
物凄い勢いで離れて行き、しまいには
ゴミ箱まで衝突した様子を見て
思わず笑っちゃった
寧「 ありがと、源くん。じゃあ、
…折角だし聞いてもらおうかな。…いい?」
光「 ハイッ!」
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咲楽 - ここで…終わり…だと…? (2022年1月5日 23時) (レス) id: 5b8ca2bcc2 (このIDを非表示/違反報告)
oh... - 終わらないでくださいぃぃ (2021年9月18日 1時) (レス) id: ff535d7292 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 続きがぁぁぁ (2020年7月19日 0時) (レス) id: 70e268b279 (このIDを非表示/違反報告)
ruru - え…終わりなの…? (2020年4月1日 2時) (レス) id: 1ad3895f11 (このIDを非表示/違反報告)
クリスタ(プロフ) - とても面白いです!頑張ってください!! (2020年3月25日 10時) (レス) id: e03c33ac41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:にゃんこ。 | 作成日時:2019年2月12日 22時