幽霊彼女と怪異と。2 【地縛少年花子くん】 (ページ23)

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。ページ23

貴方side

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寧々ちゃん達を送りだして、

今は一人図書室でのんびりと過ごしている。

…外は暗いけど、窓から月の光が差し込んで、
少し明るくなっている。

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この雰囲気が、とても落ち着く…

大好きな本に囲まれて、綺麗に輝く月を
見つめる。

…昔はよく、花と月見てたなぁ、なんて思い
だしながら今日読む本を探しに本棚を探る

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貴『 ……寧々ちゃん、大丈夫かな… 』

保健室に向かいに行った時、送り出した時も
何となく様子が変に感じた。

…相当怖かったのかな、境界、。

やっぱり無理にでも一緒に行けばよかったな。。

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花「 A 」

後ろから声が聞こえて、振り返ろうとすると

前に腕が回された。

…花だ。

暗くて顔はよく見えないけど、、

…首に彼の髪がかかってちょっとくすぐったい、。

花「またここにいたんだね」

貴『 …うん、落ち着くから… 』

そう答えれば、私を抱きしめる腕にぎゅっと
力が篭ったのがわかった

…花までどうしたの。。

甘えたいだけ、？

貴『 …花？どうかした？』

花「ん～…？」

私の質問に答えることなく、ただ肩に顔を
うずくめている花。

…本、読みたいんだけどな、笑

貴『 …花～、私、本読みたいんだけどな～』

彼の頭を少し撫でながらなんとか離れて
もらうようにしたけど、それでも反応はない

しばらくして、急に顔を上げた花は
耳元で、

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花「ねぇ、さっきの続きしょーよ」

貴『 ……へ？』

続き…？

なんの続き、？

花「さっきは運悪く邪魔されちゃったし、
今ならいいでしょ？」

貴『え、あ、あの…、// 』

お、思い出した…、、

あの時の///

答える間もなく、顎に手を添えられてた。

貴『 ……１回だけね』

花「うん、１回だけ＿＿＿」

彼の顔が近づいてきて、ゆっくりと
目を閉じ、お互いの唇が重なった＿＿＿＿＿

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結局、1回で済まなかったのは言うまでもない…

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

やっと作成できた…

一気に書いたので、またちょくちょく
変更するかもしれないです。！