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「準備できたよ」


「……とっても可愛い」




こんな可愛いAとまたデートできるなんて、と顔を赤らめる炭治郎。

たしかにデートということで気合い入れたがそこまで褒められた経験はないためさすがに照れを隠せない。


そんな私を見てクスと笑い行こうかと手を繋ぎ扉を開けた時だった。




「おう、A

お前何の連絡もよこさずって

なんだそいつ」





私の彼氏、宇髄天元のご登場だ。

炭治郎は彼を見てニッコリと微笑む。




「すみません、俺Aへの愛は貴方より上ので

別れていただきませんか?」





そんな話に唖然とするかと思えば普通に話を聞いている天元。

そんな炭治郎にそれだけか?と口を開く。





「俺に言うだけでなくそれをド派手に証明してみせろ。」


「は?」


「Aを好きなのは分かった愛はどう説明する?

俺もAを愛してる、だから付き合ってんだ。」




いや貴方浮気してますやん。

そんなことはさておき炭治郎は怒りかふるふると震えると私を振り向かせ天元の前でキスをされる。


舌が絡むような激しい





「お前の愛の表現はそれか

じゃあ分かりやすく俺もそうしてやるよ。」





そして炭治郎の唇が離れた時

グン、と強く引っ張られ顎を持ち上げた天元にキスをされる。


キスだけでこんなに気持ちよくなれるのは天元だ。




「あ…っAッッ」





そんな光景炭治郎が許す訳もなく

天元は唇を離した瞬間、炭治郎の拳が天元の頬を目掛け飛んだ。

しかしそれは簡単に受け止められてしまい、炭治郎は諦めたのか手を払う。






「A、これが他の男か?

随分と阿呆な男だな」


「天元こそ他の子達のところいいの

連絡少しよこさなかっただけでこんな家にまで来て」


「はぁ?何言ってんだ

俺はみんな愛してるし、Aからの連絡が来なくて心配だったんだ。

まあハッキリしたけどな」





そう言って炭治郎を睨む天元。






「悪いなA

こいつだけは俺認められそうにねぇわ。」







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こむぎ。 - 好きです…!!これからも更新頑張ってください!応援しています!! (2020年6月6日 22時) (レス) id: 154c171765 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はずれ。 | 作成日時:2020年5月31日 16時

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