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そうこうしているうちに、
あっという間に結婚式の日がきた。
「久しぶりやなぁ、小瀧！」
「ほんまやなぁ！元気やった？(笑)」
同級生たちと思い出話に花を咲かせる。
俺らは披露宴だけの参加。
始まると、カラードレスを着たAと、
旦那さんが入場してきた。
「綺麗やなぁ…」
誰にも聞こえんくらいの声で呟く。
幸せそうに笑う君。
新郎新婦が各テーブルに回る演出のとき、
しっかり目を見て、
「お幸せに」
って言えたのはすごい成長やと思わん？
もし、あのまま付き合っていたら、
今、君の隣で笑ってるのは俺やったんかな。
別れた理由も切り出したのも
自分やから、なんも言えんのやけどな。
そのままの流れで二次会にも参加して、
酔ったまま、�陲舛磴鷁箸僕茲拭�
ピンポンピンポンピンポーーーン
「�霤帖繊繊�はよ開けてぇや！」
『だー！うるっさい！
オートロック開けたから！』
オートロックの扉をくぐって、
エレベーターで�陲舛磴鷁箸粒�で降りる。
そのまま玄関に手をかけると鍵が開いてた。
「めっちゃ、酔っ払ってるやんけぇ…
どうやった？泣かんかった？」
「�陲舛磴△△△△△�( ; ; )」
「うわ、号泣やん」
そこから、グダグダと
俺とAが付き合ってた頃の話とか、
浮気しちゃった話とか、
俺から別れを切り出したこととか、
お幸せにって言えたこととかを、
まとまらんけど�陲舛磴鵑墨辰靴拭�
�陲舛磴鵑蓮�
俺が話してる間ずっと、
うんうん、って頷きながら聞いてくれた。
「別れた理由も俺が浮気したり、
あんまり側に居れんかったからやし、
デビュー迫ってて、恋愛してても
ちゃんと向き合えんと思って、
別れ切り出したんも俺やし、
なのに、結婚式呼んでくれてさぁ！
ウエディングドレス姿は俺が見たかったんに！
幸せそうに笑っとるから、
思ってもないけど、
『お幸せに』って言ってもた！
本当はまだ好きやってん、俺ぇ…」
「のんすけ、よう頑張ったなぁ？
はい、今日は�陲舛磴鵑醗�み明かそ！
俺、烏龍茶やけど！」
そう言って、俺の大好きな笑顔で
�陲舛磴鵑�慰めてくれるから、
「もう俺、�陲舛磴鵑鳩觝Г靴茲�な」
「それは絶対嫌(笑)」
�陲舛磴鵑鮹尭瓩砲靴燭い辰討い�
ジャス民の気持ち分かるわぁ。
いつもありがとう、�陲舛磴鵝�
back number / そのドレスちょっと待った
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作者名：ひよこまめ | 作成日時：2021年1月14日 13時
