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次の日からも、
先輩への告白は続いた。
今までみたいな適当な返事やなくて、
「知ってる(笑)」
「俺も好きやで」
って言ってくれて、甘々なんやけど…！
しげ先輩と桐山先輩に
「神ちゃん頭打ったんちゃうん？」
って心配されるくらいには、
デレが多めな先輩になりました(笑)
今は、図書室で一緒に
テスト勉強をしてる。
飽きてきて、先輩にちょっかいかけてみる。
「集中力切れるん早いねん、
もう飽きたんか(笑)
もーちょい頑張ったら、休憩な？」
「はぁい」
先輩には敵わないなぁ。
あたしの扱いわかってるんやから。
勉強しながらも、
先輩の横顔が好きなので、
つい覗いてしまう。
あたしの視線に気づいた先輩は、
顔を赤らめる。
「俺の顔ばっかみんな…
教科書見ぃ、教科書を！」
そうやって、照れ隠しする
先輩が可愛くて、
「先輩、キスしてください」
って言ってみたら、
「調子のんな、
ここ図書室！」
って、しばかれた(笑)
こんな感じで付き合う前と
雰囲気が変わらんから、
たまには、褒めて欲しいな、なんて。
_____
気づいたら、机に突っ伏して
眠ってしまってた。
「A…起きて、
もう図書室閉まるで」
「…ん…？
あたし、ねてました…？」
「そうやで、もう〜
もうちょいで休憩やから
頑張りやって言うたのに(笑)」
そうやってふわふわ笑う先輩。
「かみやませんぱい…
かわいい…」
「Aの寝顔も可愛かったで」
え。
今、可愛いって言ってくれた？
褒めてくれた？！
「先輩、もう一回！」
「もういわへーん、
ほら行くで！」
先輩の気まぐれな一言で、
すぐに舞い上がってしまうし、
落ち込んでしまうこともある。
だけど、
こんなにドキドキさせてくれるのも
神山先輩だけ。
これからも、ずっと
神山先輩に恋してると思うし、
ずっと大好きで居ると思う。
あたしには
神山先輩だけなんだ。
愛しい貴方に届きますように。
いきものがかり / コイスルオトメ
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作者名：ひよこまめ | 作成日時：2021年1月14日 13時
