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「悪魔なんて大層なあだ名つけられて！！ 情けないやつか！？ おまえは！？」
火縄が森羅を横振りしながら叫ぶ。
「気を失ってた……？ 何分……？」
「なに？ 五秒かそこらだ！ 大丈夫なのか！？ 立てるなら自分で立て！」
いつの間にか周りには第8の仲間達が森羅を囲んでいた。
「大丈夫？シンラ」
「おう！！」
少しグラグラする頭を抑えながらAに笑顔を見せた。
「総員戦闘態勢」
火縄は銃を、桜備は二式を取りだし、Aは袖をまくる。
「
「「了解！！」」
「シンラ！わかっていると思うが"焔ビト"は心臓部分にあるコアを潰さなければ活動を止めない……」
「俺とマキで注意を引きつけ、Aが包囲する。
チャンスがあればその足で一撃で決めろ。だが無理はするなよ」
履いていたサンダルを脱ぐ。
「はい」
森羅の返事が引き金になったかのように立っていた"焔ビト"が再び激しく動き始めた。
「昼の駅の"焔ビト"に比べて好戦的で速い……！ 個体差でこんなに違うのか……」
森羅が驚く。
Aも見た事がないような速さだと吃驚した。
こんなに速い"焔ビト"を包囲できるのかと不安になる。
「私たちを必死にここから追い出そうとしてる……。ご夫人にとってここは大事な場所だったのでしょう」
言葉をかみしめる。
だからこそ、苦しませず一撃で。
『妻を眠らせてやってください……』
遺された家族のためにも。
桜備と"焔ビト"が激突する。
「あちぃいいい！！」
"焔ビト"に巻かれた大量の炎が桜備にも被害を出した。
急いでマキが桜備の背中を触り、能力を使う。
そのお陰で"焔ビト"の炎は吹き飛ばされていった。
「二式消防斧改刺突する！」
桜備が二式を"焔ビト"の身体に刺突すると、"焔ビト"は後ろに吹っ飛ばされながらまた炎を取り戻していった。
「A！今だ！！」
「はい！」
Aは走り、"焔ビト"との距離を詰めながら手から青い炎を出す。
「いけっ！！」
青い炎は"焔ビト"の周りに放たれる。
効果は抜群なようで、高温の炎によって"焔ビト"は動きに戸惑いを見せた。
それだけではなかった。
青い炎が"焔ビト"の炎に着火したのか、"焔ビト"に巻かれた炎が青くなった。
「え？どうして！？」
Aは戸惑いながらも手に力を込めてみる。
すると、"焔ビト"は完全に身動きが取れなくなっていた。
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口癖はやばたん - ものすごく面白いです！更新これからも頑張って下さい! (2020年1月13日 22時) (
レス) id: d4b7620c45 (このIDを非表示/違反報告)
TWINS(プロフ) - ろいさん» 文字数の関係で全然ご要望にお答えすることが出来ませんでした……すみません。少しでもドキドキして貰えたら嬉しいです。また機会があったら書き直したいです。リクエスト、本当にありがとうございました！ (2019年12月18日 21時) (レス) id: 3bba864c65 (このIDを非表示/違反報告)
TWINS(プロフ) - れさん» わわわ！こちらこそありがとうございます！！ (2019年12月15日 10時) (レス) id: 3bba864c65 (このIDを非表示/違反報告)
れ(プロフ) - うっ！！！ありがとうございます(><)勢い余って本垢とサブ垢でフォローしちゃいました！！！好きです！！！！ (2019年12月15日 10時) (レス) id: 7701c78eca (このIDを非表示/違反報告)
TWINS(プロフ) - れさん» 嬉しいお言葉、ありがとうございます！！とても励みになります！フォローどうぞ！！ (2019年12月15日 10時) (レス) id: 3bba864c65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：TWINS | 作成日時：2019年7月22日 11時
