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(ここが俺が働く第8特殊消防教会
第8なんて聞いたことなかったし新設らしいし……
そのくせなんかボロいし……)
「でも、Aが、いる……」
「シンラ入れ」
中隊長が言った。
「あ、はい」
「……ボロいか？」
「い……いえ……」
「失礼します……」
「お、来たな！ 第8特殊消防隊大隊長、秋樽 桜備だ」
桜備は自己紹介中でもトレーニングを続けている。
これは森羅でも黙るしかない。
「武久 火縄、ズタボロ第8の中隊長だ」
火縄が睨むような目つきで森羅を見た。
(なんか中隊長怖いな……)
『俺はヒーローになりにきました！』
「シ……シスター……」
「なんですマキさん」
風呂場ではアイリス、茉希、Aが体を洗い流していた。
先程の焔ビトの鎮魂で髪もボサボサだ。
「シスター、さっき駅で新入隊員にお姫様抱っこされてましたよね？
そのとき……やっぱり運命とか感じましたか？」
「え！？」
茉希は出動の際はかっこよく、綺麗なのだが頭の中はお花乙女畑なのである。
まったく残念な性格だ。
その後もアイリスは「さあ……どうなんでしょう……」と言って体洗いを再開してしまった。
「もう……じゃあなにも答えてくれないシスターに変わってAに質問です」
「え！？ 私ですか？」
特になにも関係がないと思い二人の話を聞いていたAは急に話を振られて吃驚した。
「A……新入隊員と知り合いなんですか？」
「違いますよ？初対面です」
「え？ でもさっき……」
『A！ 俺の事、覚えてるか？』
自己紹介をした森羅はすぐさまAの両手をとった。
『えっと……シンラ？ 私たち初対面では？ 誰かと勘違いしてません？』
『じゃ、じゃあ小さい頃、火事にあったか？ ……あ、こういうのは言っちゃだめか……』
Aは"火事"という言葉にピクリと反応を示した。
『確かに私は小さい頃火事にあいました……あの青い炎は今でも忘れられません』
『……やっぱりAだ！』
森羅はそう言うとAに思いっきり抱きついた。
小さい頃の火事、青い炎。間違いないだろう。
『えっ、ちょっ、だから私たち初対面でしょー！？』
「新入隊員に抱きつかれてましたし、あれは初対面じゃしませんよ」
「そうなんですけどね……」
Aは先程までのことを思い出して茉希から目を逸らした。
「あの、私小さい頃に火事にあって、それで火事がおきるまでのこと"全く"覚えてないんです」
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口癖はやばたん - ものすごく面白いです！更新これからも頑張って下さい! (2020年1月13日 22時) (
レス) id: d4b7620c45 (このIDを非表示/違反報告)
TWINS(プロフ) - ろいさん» 文字数の関係で全然ご要望にお答えすることが出来ませんでした……すみません。少しでもドキドキして貰えたら嬉しいです。また機会があったら書き直したいです。リクエスト、本当にありがとうございました！ (2019年12月18日 21時) (レス) id: 3bba864c65 (このIDを非表示/違反報告)
TWINS(プロフ) - れさん» わわわ！こちらこそありがとうございます！！ (2019年12月15日 10時) (レス) id: 3bba864c65 (このIDを非表示/違反報告)
れ(プロフ) - うっ！！！ありがとうございます(><)勢い余って本垢とサブ垢でフォローしちゃいました！！！好きです！！！！ (2019年12月15日 10時) (レス) id: 7701c78eca (このIDを非表示/違反報告)
TWINS(プロフ) - れさん» 嬉しいお言葉、ありがとうございます！！とても励みになります！フォローどうぞ！！ (2019年12月15日 10時) (レス) id: 3bba864c65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：TWINS | 作成日時：2019年7月22日 11時
