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05.編入生 ページ6

─ チョロ松side ─


綺麗な声の主はその声に相応しい外見だった


パッと見てもすごく可愛い

切れ長で大きな目は微笑を浮かべたような少し垂れて優しい瞳をしている


髪は瞳と同じ明るい茶色で、ふわふわしてる

もっと長ければ風になびく様子を見れたのになぁ


そして、肌は白く透き通っていて、身体も指先までほっそりして華奢だ
見れば見るほど美人に見えてくる


A「あの、私、望月 Aって言います、皆さんは赤塚高校の生徒ですか?」

その子は穏やかな微笑みを浮かべ、訊いてきた


望月 Aさんか、良い名前だなぁ


チョロ「そうだけど、どうかしたの?」


割と普通に接することができた

綺麗な人と話すときは緊張してうまく喋れなかったのに

多分、Aさんのおっとりした雰囲気のお陰かもしれない

こんなに綺麗なのに、不思議な人


A「良かった、実は今日 編入するんですけど、道に迷っちゃって…」


恥ずかしそうに頬を染めて力が抜けたようにふにゃりと笑った

なにこれ!?超絶可愛すぎるんだけど!!!


おそ「え!まじで!!こんな可愛い子と同じ学校とか最高じゃん!」


A「あっ、えと、こちらこそ!皆さん良い人そうで安心しました!」


Aさんはさらに頬を染め、キラキラとした眼差しを向けてきた


良い人、ね…

この人は俺たちのことをよく知らないからそんなことが言えるんだ


トド「ねぇねぇ、何年生なの?」


A「2年生です」


トド「え!僕たちと同じだよ!タメで話そ!学校、一緒に行こうよ!」


A「そうだったんだ!ありがとう!」


へぇ、同じ2年生か
どうか、6組には来ませんように


同じクラスになって俺たちの正体がバレてほしくない

この子にとっては良い人のままでいたい…









そう、心の底から強く願ったのに…


彼女は俺たちのクラスに編入してきた


ルナが座っていた席を使うことになった

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作者名:Noah | 作成日時:2016年1月6日 18時

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