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NM
Aとの雰囲気が悪くなってしまった日、結局それ以上Aと話すことは無かった。
ホソガと色々話して、1度Aに言ってみようと思っていたこと。
俺たちのことも頼っていいんだぞ、ってこと。
1度言葉にすると止まらなくてきつい言い方になってしまったのは俺たち2人とも自覚している。
自覚はしているけど悪い事をしたとは思えない。
でも俺はリーダーだから、やっぱりどこかで妥協しないといけないよな。
自分の気持ちのコントロールをしないといけない。
「おはようナムジュン。今日ジョングクに呼ばれた？」
「ん？うん。ホソガも？」
「そう。なーんか変だったんだよな、ジョングガ。…なんかあるよ、ナムジュナ」
「はは、わかってたらどうにでもなるだろ」
.
.
.
それから少しして。
ホソガとそう笑ってたのに、いざジョングクの真意を知ったら一気にその余裕は飛んでいった。
…黄金マンネの考えることは俺にも理解できないらしい。
目の前にいるユンギヒョンとAに頭の中にはてなマークがものすごい数現れる。
ジョングクいないのかよ。
「ナムジュナ、ホソガ…」
「A、ちょっと今から俺が言うこと聞いとけ。」
俺達もだと思うけど、呆気にとられたようにポカンと俺達の名前を呟いたAの腕を掴んだユンギヒョンが1つ息をついた。
「…うん。」
「俺はいつもAからいろんな話を聞くけど、
…お前が泣くこともあるけど、でも俺は、
ナムジュン、ホソク、お前達の話はほとんど聞いた ことないな。
だってお前らは全部Aに話してるんだろ。」
「…」
「ジニヒョンがいつも心配してんだ。あのリーダーコンビも気を抜かなきゃいけないのに、ってな。…俺たちヒョンのこと、そんなに頼れないか？」
「そんなことっ！」
「そんなことあるわけない！」
「んじゃ、お前らが昨日Aに言ってたのはそういう事だよ。１回お前らはお前らで話し合え。対等な関係でいることが俺たちの強みだ」
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