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JM
僕とテヒョンが宿舎に帰ったら、Aヒョンとジニヒョン、ジョングクがほわほわとダイニングでおしゃべりをしていた。
ジョングクからのメッセージをみて病院から走って帰ってきたのに、タクシーを呼ぶことも考えつかないくらいに焦ってたのに、ダイニングのほのぼのした雰囲気に一気に力が抜ける。
「Aヒョンーーー！」
「Aヒョン！なんで俺になんも言わないで帰っちゃうのさー！」
テヒョンと2人で崩れ落ちるとさぁっと青くなってしまったAヒョンがガタゴトと慌ただしく立ち上がって僕達の横にしゃがみ込んだ。
そういう所大好きですよヒョン。
「Aヒョンが！いなくなるから！俺たちずっと心配でぇ！」
「どこ探してもいないし！僕達ずっと探してたのに！」
「ごめんな、ジミナぁ、テヒョンアぁ。マネヒョンに言ったつもりでお前らに言えてなかったんだよ〜！本当にごめんな〜！」
「……ヒョン、許すから明日僕とボイトレしましょう？」
「俺も！許すから明後日買い物行こう？」
困ったように下がっていた眉のままで優しく笑ったAヒョンが、もちろん、って頷いた瞬間僕とテヒョンがAヒョンに飛びつく。
えへへ、甘えられるのは弟の特権だよね！
だからほら、ジニヒョンのその妬ましそうな視線には気付かないふりをしなくちゃ。
「テヒョンア、退院祝いのケーキ買いに行こうよ！」
「いいね！おっけーい！」
「あ、ちょっとまって、僕がケーキ買ってきてる……って、全然聞いてないし…」
「あはは、ジニヒョン、大丈夫ですよ！どうせヒョンとジョングガがいっぱい食べてくれるでしょ？」
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