HAPPY TAEHYUNG DAY ページ41
「じゃあ明日は1日オフにするから」
マネヒョンの言葉に半分寝かかっていたテヒョンが背筋を伸ばして目をキラキラと輝かせたのが昨日のこと。
「ハメを外し過ぎないように。」
「ネ!」
テヒョンだけを見てそう言ったマネヒョンに元気よく返事をして頷いたテヒョンに夏休みの前のLHRを思い出した。
.....
今日はみんなと一緒にいたい
なんて可愛いことを言うテヒョンに僕らが逆らえるはずもなく、ソファーで伸びてるユンギヒョンをのぞいてみんなでゲームしたりトランプしたり…
中学生みたいな時間の使い方をしてたら気がついたら夜ご飯の時間で。
「テヒョンアー?」
みんなからのプレゼントタイムの前に渡したいものがあってテヒョンを手招きする。
「どうしたの、ヒョン?」
てくてくついてくるテヒョンを部屋にいれて、ちょっとまってて、と悩みに悩んだプレゼントが入った箱を取り出す。
「テヒョン、目閉じて後ろ向いて」
「はーい」
何が楽しいのか、にひひひ、と笑うテヒョン。
とんと肩に手を置くとうわぁびっくりした!なんて笑った。
そっと箱から金色のリングがついたペンダントを取り出す。
リングの内側には"우리들의 보물"
の文字を掘ってもらって、ちょっと気恥しいけど、だってテヒョンは僕達の宝物だから。
これからもずっと僕達らしく防弾少年団で居られたらなぁって思ってるんだ。
「ヒョン!これ…!」
「カッコイイでしょ?」
「うん!……ひひ、宝物だって!」
テヒョンの笑顔の方がきらきらしてるよ。
→→→→→→
「わ、テヒョンア、それどうしたの?」
「ヒョンに貰った!」
「うっわぁ、かっこいい……」
「あ、우리들의 보물ってかいてある」
「あーもうそんなガン見しないでよジョングガ!」
「やるなA」
「ナムには及ばないけど!」
いつまでもおまえ達の誕生日を祝えますように。
いつまでも笑っていられますように。
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