攻略法【花巻貴大】

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今、私が見てるのは……









隣で寝ている馬鹿面







男バレ三年の男どもが来てて花巻はそんな中寝てしまった









A｢ね、私落書きしたい欲が激しいんだけど｣








及川｢ペンならあるよ〜｣









そう言って私の手にペンを置く









A｢今見た？及川が私にペン渡したよね？これは書けって言ってるのと同じですよね？


ね？岩泉さん？松川さん？｣





及川｢え！？ちょ！？｣



岩泉｢そうだな｣


松川｢主犯は及川だな｣









A｢ってわけだわ、花巻さん…アンタにこんなことっ、したくなかったよっ、…ごめんね｣









四人で花巻を囲む






A｢え、何書く？｣





及川｢とりあえず、あと授業は三時間だけだし適当に書いても大丈夫じゃない？｣





岩泉｢典型的な肉でもおでこに書いとくか？｣





松川｢寝てます起こさないでくださいにしよう｣







A｢いや、やっぱりココはシュークリームくださいにしよう。

拾ってください的なやつみたいに｣








及/岩/松｢賛成｣









A｢よっしゃハナマルも書いとこっと｣









〜〜〜〜〜









あのあと自分の席に戻した、まあその後も爆睡してたけど








んで、今授業真っ只中なんだけど









先生｢花巻、花巻！｣









花巻｢……はい、｣








先生｢顔に欲望を書いたところで今は授業中だこの問題解け｣








花巻｢え？あ、はい…｣









先生｢花巻、そんなにシュークリーム食べたいのか｣









花巻｢え？何がですか？いや、まあ食べたいですけど…買ってくれるんすか？｣









先生｢いや、まあいい…誰か鏡持ってるやついないか｣









一番前の席の女子が鏡を渡した








先生｢ほら、顔見てみろ｣





花巻｢え？｣








鏡を見て花巻が叫ぶ








花巻｢うぎゃああああ！！！おい！！この字Aだろ！！やめろよな！！｣








なんで字で分かんのよ、私のこと何でも知ってるみたいじゃん…普通見抜けないから、嬉しいから！！









A｢気づくの遅いんだよバーーカ｣







花巻｢こんにゃろ！！！｣







先生｢ほら、花巻問題解けたら席につけ


A、ペンは油性か？水性か？｣








A｢水性ですね｣







先生｢なら、いい｣









いや、いいんかーーい！そこなのか！？そこを問うべきなのか！？先生！？









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